受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

早稲田大学高等学院中学部

2018年7月20日(金)

アカデミックな探究心と 未来に向かう「意志」を育む

 卒業すれば早稲田大学に進む道が約束されている早稲田大学高等学院。中学部は2010年に併設されました。早稲田大学の教旨に則し、教育目標に「健やかな心身、高い知性、豊かな感性を育み、社会に有為な人間を育成する」を掲げ、知的探究心を育む教育を実践しています。

 なかのZEROで行われた説明会で、学院長の本杉秀穂先生は起業家やデザイナーをはじめ特徴ある分野で活躍するOBの姿をスライドで紹介。そのうえで、「彼らは自由を重んじる校風を活かして挑戦心を育み、自分のやりたいことを見つけては打ち込み、社会で自己実現しています。こうしたOBの姿から、生徒一人ひとりが挑戦心と未来に向かう強い意志を培い、お互いに認め合い刺激し合ってそれぞれの挑戦を貫いていく、早稲田大学と旧制高校の伝統と学風を感じてください」と話しました。

 続いて、同校の沿革や教育内容について解説した本杉先生は、「本校の学びは、目先の大学受験のためのものではありません。自分の個性を発揮して挑戦するための学びであり、真理を追究するための学びなのです」と強調しました。そのうえで、「一人ひとりの自主性を尊重し、教員は生徒の声にじっくりと耳を傾け、知的探究力を育てるサポートを行っています。本校にとって生徒一人ひとりが宝です。多様性こそ活力の源だからです。個性的な生徒に入学してほしいと考えています。本校で、いろいろなことにチャレンジする志を築いてください」と参加者にメッセージを送りました。

語学教育や理科教育に注力 本物に触れる授業の数々

 次に、中学部教務主任の井上泰弘先生から教育内容の説明がありました。それによると、中学部は3学期・週6日制で、平日は6時間授業です。1学年120人の4クラス編成で、学期末には毎回、個人面談が実施され、学習・生活の両面できめ細かな指導が行われます。

 授業は、学問に対する興味・関心を引き出すべく深く掘り下げて行われており、その例として、語学教育のカリキュラムが紹介されました。英語の授業は中1で週6コマ、中2・中3で週7コマに設定したうえで、少人数授業も展開し、基礎力の定着を図っています。加えて、検定教科書を使用する授業のほか、検定外教科書を使用した発展的な授業も行われています。そして、高校では英語のほかに、ドイツ語・フランス語・ロシア語・中国語から第2外国語を選択して3年間必修で学びます。これに備えて中学では「選択教科」のなかで諸外国の文化や歴史、言語などについても、それぞれの教科担当教員の指導の下で学習します。また、理科教育にも注力し、高校に物理・化学・生物・地学で六つの実験室、中学に第1分野・第2分野で二つの実験室を完備しており、中学から実験・観察の授業が数多く行われます。

 最後に、2019年度の中学入試について、「出願期間がこれまでの1月20日~21日から繰り上げられて、1月17日~19日に変更します。入試当日は午後に面接を行いますが、堅苦しい服装で臨む必要はありません。グループ面接は、討論形式ではなく、受験生に対して面接官から順番に質問する形式です」とのアドバイスがありました。

イメージ写真
蔵書約12万冊の図書室のほか、3面ある人工芝のグラウンド、アリーナ・武道場・フィットネスルーム・部室を備えた総合体育館など、運動施設も充実しています

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