受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

宝仙学園中学校共学部 理数インター

2018年7月15日(日)

「答えのない課題」に挑戦する「理数インター」で、思考力や協働力を磨く

 幼稚園から大学までを擁する「宝仙学園」は、今年で創立90周年を迎える歴史ある総合学園です。かつて中学・高校は女子校でしたが、2007年に共学部「理数インター」を設置し、理数的思考力やコミュニケーション力、表現力を養う教育を実践しています。

 説明会であいさつに立った校長の富士晴英先生は、「本校独自の教科である『理数インター』は、グループワークによるアクティブ・ラーニングを通じて、問題解決・発見力といった国際社会で求められる力を身につけることをめざしています。また、ロジカルシンキングのトレーニングを積みながら、実用的なプレゼンテーション力も磨いていきます」と話しました。

 このほか、志望校選びについて触れた富士先生は、「保護者の方の納得感とともに、お子さんのインスピレーションも大事にしてください。どこか温かみを感じる、居心地が良さそうだといった、お子さんの直感はとても大切です。お子さんと一緒にさまざまな学校を巡り、ご家族の全員が納得できる学校を選んでほしいと思います」と語りました。

 続いて、広報部の氷室薫先生から具体的な教育内容と中学入試の説明がありました。「答えのない学びをしよう」という目的で設けられた教科の「理数インター」は、専用の教室でタブレットを活用しながら、担当教科の異なる教員のチームティーチングで行われます。また、学年ごとにテーマを変えて取り組んでいくのも特徴です。まず、中1では仲間と「コラボレーション」しながら課題を解決する経験を積んでいきます。そのうえで、中2では自分の意見を表現しながらチームとしての考えをまとめる「プレゼンテーション」の方法を学びます。そして、中3では「ラーニング」をテーマに、さまざまな視点から発想を広げ、探究する力を養っていきます。氷室先生は「答えのない学びに取り組む理数インターの授業を通じて、生徒同士のディスカッションを促し、自分の発想と他者の発想を結びつけて、一つのアイデアを形にしていく力を鍛えています」と話しました。

 一方、多彩な入試を実施している点も同校の特色の一つです。一般的な4科での入試や公立一貫型入試のほか、日本語リスニングと学習歴をアピールするプレゼンテーション面接で合否を判定する「リベラルアーツ入試」や、英検®3級〜準2級レベルの英語と、日本語リスニングで行う「英語AL(Advanced Lerner)入試」があります。加えて、2018年度より「理数インター」の授業を受け、そのなかで思考力やプレゼンテーション力を測る「理数インター入試」も新たに設けました。「自分の得意なことを生かせる入試を幅広く用意して、多様な個性を持った受験生を選抜し、校内の活性化につなげたい」とのことです。

 日曜日に行われたこの日の説明会では、小学生を対象に、仲間と協力してドミノ倒しに挑戦する「理数インター」の授業や、ブタの眼球を解剖する体験授業も実施されました。参加した子どもたちは協働することの楽しさや、本格的な理科実験に触れて、満足した表情でした。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
東京メトロ丸ノ内線・都営大江戸線「中野坂上」駅より徒歩5分。電動大型スクリーンとプロジェクターを備えたICT教室を活用した授業が数多く行われています

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