受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

清風南海中学校

2018年8月26日(日)

教育の柱は「徳・健・財」 全員が国公立大学をめざす

 2013年の創立50周年に合わせて、最新設備の整った新校舎が誕生した清風南海学園。「本校は全員が国公立大学進学をめざしています」。この日の説明会は、入試広報部部長の伊藤豪紀先生のこの一言から始まりました。

 同校では、充実した学習指導によって確かな学力を育む一方、豊かな人間性を養う心の教育も重視しています。説明会では、まず、その柱となる、仏教精神に基づいた建学の精神「徳・健・財」について説明がありました。それによると、「徳」は自利・利他、つまり、自分だけでなくほかの人々とも幸せになる行いを積み重ねること、「健」は規則正しい生活リズムを保持し、暴飲暴食をしないこと、「財」はお金を稼ぐことではなく、正しい予算生活の実行者となることを指します。社会のなかで、安心と尊敬と信頼の対象となり、信用され得る人物の育成をめざしています。

 進学実績については、「例年、卒業生の約70〜85%が国公立大学に合格しており、今春の大学入試においても、東大6名、京大30名、国公立大医学部医学科26名をはじめ、多くの卒業生が難関大学に合格しています」と説明します。なお、これは既卒生を含んだ数。現役生だけで見ると、例年40~50%が国公立大学への現役合格を果たしているとのことでした。

 2019年度入試については、前年同様に入試解禁日の2日目(A日程)と4日目(B日程)に実施されます。この2回の入試について見ると、毎年、B日程のほうが高倍率になる傾向があります。これを踏まえ、「本校を第一希望とする場合は、A日程での受験をお勧めします」と話す伊藤先生。11月に実施されるプレテストへの参加も勧めました。

「授業第一主義」を徹底 授業数は公立校の1.5倍

 「授業第一主義」を徹底する同校では、1コマ50分間の授業が、月~金曜が各7コマ、土曜が4コマ、週に39コマ用意されています。また、仏教を中心とした宗教教育として、全学年で週1時間の宗教(道徳)の時間を設けているほか、全体朝礼では般若心経を唱えます。各学年で年1回行われる修養行事では、高野山(中1・高1)、法隆寺(中2・高2)、伊勢神宮(中3・高3)をそれぞれ訪れます。また、中1を対象に、校内の実習農園で農作物の栽培を行っており、生徒たちは勤労の尊さや喜び、命を大切にする心を学んでいます。

 一方、2015年にはスーパーグローバルハイスクール(SGH)に指定され、高校に6年一貫生を対象とした「スーパー特進グローバルコース」と「特進グローバルコース」を設置しました。「カリキュラムはほかのコースとほぼ同じですが、週2時間の総合学習の時間を利用して、1年次はステップゼミ、2年次はシナリオプランニング、3年次に論文制作を行っています。アメリカの名門・チョート校とともかかわりを持ち、ほかにも留学する機会をいろいろ設けています」と伊藤先生。大学入試改革に対応する英語4技能の養成に関しては、中3からその対策を行っているそうです。

 そして、オープンスクールなどの予定が伝えられ、説明会は終了。最後の質疑応答の時間では、たくさんの質問が寄せられました。

イメージ写真

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