受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大阪星光学院中学校

2018年8月26日(日)

重視するのは濃密な人間関係と 繊細かつ骨太な学習指導

 大阪星光学院は、カトリック修道会「サレジオ会」によって1950年に設立されたミッションスクールです。歴史的な文教地区に立地し、最寄りの「四天王寺前夕陽ケ丘」駅からは徒歩2分という便利なアクセスを誇ります。校訓に掲げる「世の光であれ」とともに大切にしているのは、「アッシステンツァ」という教育理念です。これはイタリア語で「ともにいること」を意味することばで、サッカーの「アシスト」と同じ語源を持ちます。渉外広報部副部長の萩原耕司先生は、「本校が大事にしているのは、人とのかかわりのなかでの人間的な成長です。アッシステンツァの精神の下、人と共に生きる力を養っています」と説明しました。

 そのために重視しているのが、濃密な人間関係です。教員は大半が持ち上がりで、同じ生徒を6年間担当します。また、1学年の生徒数が200名程度とあって、全員が顔見知りになる家族的な雰囲気も大事にしています。

 学習面では「繊細かつ骨太な学習指導」をキーワードに、特に中学の間は生徒一人ひとりをきめ細かく指導しています。日々の授業の充実はもちろん、小テストで定着度を確認。必要に応じて補習を行うほか、勉強合宿にも出掛けています。こうした指導を受けることで、生徒には自主的に学習に臨む姿勢が身につきます。休み時間には職員室前のスペースで教員に質問する姿が絶えず、自習をしたり、友人同士で教え合ったりという光景が校内のあちらこちらで見られるそうです。

学校生活や合宿で生きる 「アッシステンツァ」の精神

 クラブ活動も盛んで、中学生は99%がいずれかのクラブに所属しています。活動は週3日ですが、限られた時間だからこそいかに有効に使うかを生徒みずから考えて行動しているとのこと。また、学術系各種の国際オリンピックへ出場する生徒も多く、クラブ活動と同様に、自分の好きなことや得意なことに積極的に取り組んでいます。

 後半は、同校の最大の特徴ともいえる合宿についての説明がありました。合宿は中1の1年間だけでも4回実施されます。生徒たちは中学の校舎に隣接する研修館での合宿を皮切りに、長野県信濃町の黒姫星光山荘、和歌山県みなべ町の南部学舎など、自前の合宿施設を活用して登山やスキーなどさまざまなプログラムに挑戦します。

 こうして6年を通じて、多い生徒は70〜80泊の合宿に参加。萩原先生は「共同生活をしながらリアルな人間関係のなかで過ごすことで、生徒たちはさまざまなことを学びます」とその意義を強調します。また、合宿の際には卒業生が手伝いにきてくれることも恒例で、まさに「ともにいる」が体感できる行事になっています。

 卒業生とのつながりでは、毎週土曜に「ほしゼミ」と題した講座を開催。医師や弁護士などの卒業生が講師になって、生徒への特別講演を行っています。「わたしたちはいつも近くにいて、一人ひとりの生徒を見守ります」と萩原先生。アッシスンテンツァの精神を実践する教育があらゆる場面で展開されていることがよくわかる説明会でした。

イメージ写真

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