受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

桐朋女子中学校

2018年9月3日(月)

生徒の個性を磨く教育を実践。海外大学への道筋も用意

 桐朋女子中学校・高等学校は、「こころの健康 からだの健康」をモットーに、生徒一人ひとりの個性を大事にして伸ばす教育を実践しています。

 説明会で校長の千葉裕子先生は、「本校は中高一貫校の利点を生かし、発達段階に大きな差のある中学生と高校生のスムーズな接続を考えて、6年間を2年ずつ区切ったブロック制を導入しています」と説明しました。まず、中1・2のAブロックでは、「基礎学力を確実に身につける」を目標に、自学自習の姿勢を養う指導を徹底。中1から英語・数学は少人数授業を実施し、中2から習熟度別授業を行っています。

 続いて、中3・高1のBブロックの目標は、「自ら考え表現する力を養う」です。そのためにグループワークやディベートに取り組む授業を数多く展開。たとえば、株式投資や裁判を疑似体験する学習を行っているそうです。そして、「創造力を開花させる」ことが目標の高2・3のCブロックでは、高2から選択科目が増え、生徒は希望する進路に応じて、各自で授業を選択していきます。高2・3の時間割を生徒自身が作るというのも特色です。

 このほか、千葉先生は、英語教育や国際理解教育の内容も紹介しました。オンライン英会話を導入しているほか、放課後の英会話教室、アメリカ・サウスカロライナ州クレムソン大学での夏季研修、ニュージーランド・ターム留学(高2)、長期休暇中に実施する「英会話シャワー」(夏は3日間、冬は2日間)など、実践的な語学力を伸ばす機会を設けているとのことです。

 また、「デュアル・ランゲージ・プログラム(DLP)」を展開。これからのグローバル社会で必要とされる論理的思考力を養成するためのプロジェクトで、日本では数校しか導入していない言語技術教育のほか、高2・3でDLP特講という日本語と英語での授業を行い、語学力・表現力・読解力を養っています。

 さらに、電気通信大学との連携を進めており、同大の留学生や教授を招いて、ディスカッションを体験したり、講義を受けたりして、語学力向上への意欲を高めるとともに、多様な文化・価値観に触れて、視野を広げています。加えて、海外大学への推薦制度を設けており、千葉先生は「英米各10大学への道筋が用意され、進路の幅が広がっています」と強調しました。

 次に、高3の生徒が登壇し、学校生活についてスピーチしました。生徒会、学校行事、クラブ活動に積極的に参加したというこの生徒は「忙しい毎日で学業との両立に悩んだ時期もありました」と語りましたが、「この6年間で、生物学の分野を探求したいという自分の進みたい道を見つけることができました。先生方が、興味・関心を引き出す授業を行ってくれたおかげです」と感謝の思いを述べました。そのうえで「この学校だからこそ、妥協せずに自分を磨くことができました」と締めくくりました。

 最後に2019年度入試の説明もありました。一般入試は、2月1日午前のA入試(国語・算数・口頭試問)、2日午前の論理的思考力&発想力入試(適性検査型の記述形式)、2日午後のB入試(2科4科選択)の計3回に加え、1日午後に「Creative English入試」を新設します。試験科目は準備課題(30分)+インタビュー(10分)で、このうちインタビューにおける試問官とのやり取りは、原則として英語で行われるとのことです。

イメージ写真
校内には、蔵書約8万冊の図書館、七つの理科実験室、四つの音楽室などを完備。約1万㎡のグラウンドや温水プールといった体育施設も充実しています

http://www.toho.ac.jp/chuko/ 別ウィンドウが開きます。

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