受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

国府台女子学院中学部

2018年9月14日(金)

仏教を礎にした情操教育と、現役合格を実現する手厚い進学指導を実践

 1926年の創立以来、仏教精神を基盤とした女子教育を実践する国府台女子学院。国公立大学や難関私立大を中心に、卒業生の約9割が現役で4年制大学に進学するという、千葉県有数の女子進学校としても知られています。

 あいさつに立った学院長の平田史郎先生は「多くの伝統校が共学化に踏み切るなか、本校は今後も女子に特化した教育を続けていきます」と強調しました。そのうえで、企画・運営から力仕事まで女子だけでやりぬく運動会や文化祭のエピソードに触れながら、「本校のような女子校では、自主性やリーダーシップが育まれます。これからの社会で活躍できるのは、そんな力を持った女性なのだと、わたしたちは考えています。もちろん学習面でも、女子の得意・不得意を考慮した指導ができる点も大きなメリットではないでしょうか」と述べました。

 次に、宗教教育に触れた平田先生。浄土真宗本願寺派の宗門校である同校では、全学年に「仏教」の授業を週1時間設け、情操面での教育を行っています。「仏教の授業では、法話だけでなく、仏教以外の宗教や時事問題も取り上げます。多様な価値観に触れることで、他者を思いやり、豊かな人間性を磨くことができます。そうして培った感性が、生涯の指針となることを願っています」と平田先生は語りました。

 続いて、中学の学校生活の紹介です。同校の1日は念珠を手にかけての朝礼から始まります。その後、漢字・計算・英単語の小テストを行い、学習習慣の確立や基礎学力の定着を図っています。また、中1から英語で少人数・習熟度別授業を、中3からは数学でも習熟度別の授業を実施するなど、個々のレベルに合わせた指導を徹底。学習サポート体制も充実しており、長期休暇中の補習・講習のほかにも、放課後に英語と数学の教員が自習室に待機して学習をフォローしています。

 英語教育にも力を入れ、春休み中の英会話特訓講習「English Speaking Journey」や、中学卒業までに英検®準2級の取得をめざす講習「英検®対策」を実施しているほか、生徒全員がGTECを受検するのも特徴です。

 このほか、論理的に考え、自分の考えを発表する力を養うために、図書館を利用した「情報リテラシー」という授業も始めました。授業は週1コマで、本や雑誌、新聞、インターネットといったメディアについて学習した後に、自分の経験を作文で表現したり、本を読んで紹介したりして、読解力と表現力を磨きます。最終的に、自分で設定したテーマについて調べ、レポートにまとめて発表し、評価し合うとのことです。加えて、「クリティカル・シンキング」の教材を用いて、物事を多角的にとらえ、考えを表現できる力も養成。グループワークも取り入れ、生徒間のディスカッションを促しているのも特色です。

 クラス編成の説明もありました。中3から「選抜クラス」が編成され、続く高等部では多様な進路に対応した「普通科」と、英語教育に特化した少数精鋭の「英語科」に分かれます。このうち普通科の「美術・デザインコース」以外の生徒は高2から希望に応じて、「進学理系選択」「進学文系選択」「選抜理系」「選抜文系国立」「選抜文系私立」の各コースに分かれます。「コース別だけでなく、個々の進路に応える細やかな選択授業を用意しています。そのため、高1の段階からていねいな進路指導を行い、自分の行きたい大学や進路を具体的にイメージさせていくことに力を入れています」とのことです。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
中高合同の部活動には、マンドリン部や、タッチラグビー部といった珍しい部もあります。専門の先生が指導する課外活動(華道・筝曲・茶道)も行われています

https://ssl.konodai-gs.ac.jp/junior/ 別ウィンドウが開きます。

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