受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

足立学園中学校

2018年9月7日(金)

将来を切り拓く力を養い、グローバル社会で活躍できる人材を育てる

 建学の精神である「質実剛健・有為敢闘」の下、「自ら学び 心ゆたかに たくましく」を教育目標に掲げる足立学園中学校・高等学校。進学指導では、「継続的な東大合格」「平均学力でGMARCH以上」「現役合格率90%」を目標に掲げ、国公立大学や難関私立大学への合格実績を着実に伸ばしています。

 説明会で、校長の井上実先生は、「足立の地に中等教育の場を」という地元の要望に応えて、1929年に設立された学園の沿革を紹介したうえで、「本校が育てたいのは、グローバル社会で活躍できる人材です」と話しました。続けて、諸外国に比べ、日本の中高生の自己肯定感が低いといわれている点に触れながら、「だからこそ中高の6年間では、自尊心・自信・自負心を養っていく教育が必要です。本校で過ごすなかで、生涯をかけて貫き通す『志』を見つけて、将来を自分で切り拓く力をつけてもらいたいと思います」と強調しました。

 続いて、教育内容の説明がありました。まず、中学のクラス編成は、「特別クラス」「一般クラス」の2コース制です。特別クラスは、特別奨学生入試の合格者と、特別奨学生入試を受験して、一般クラスにスライド合格した成績上位者とで編成しますが、中2以降は、一般クラスの成績優秀者も特別クラスに入ることができます。

 高校については、東大などの国立大学および海外の難関大学をめざす「探究コース」、早慶などの最難関私立大学をめざす「文理コース」、GMARCHなどの難関私立大学をめざす「総合コース」の3コースです。高1進級時に特別クラスだった生徒は、探究コースで学びます。

 探究コースについては、「答えのない課題に向き合い探究する能力」の育成を目標に、「課題研究」「進路探究」の二つを軸としたアクティブ・ラーニング型の授業を展開し、2020年度以降に導入される大学入学共通テストにも対応できるように、思考力・表現力を養っていきます。また、中高ともに、すべてのコースで、タブレットと電子黒板を連動させた協働学習や、双方向型授業も数多く行っているとのことです。

 国際理解教育にも力を入れていて、中3から高2までの希望者を対象に、夏休みを利用して、2週間イギリスのパブリックスクール・ラグビー校で学ぶ語学研修を用意しています。さらに、今年度からは高1生を対象にしたカナダ特別留学プログラムを導入。「現地校で授業を受け、英語で日本文化をプレゼンテーションします。1月から3か月間のターム留学に20名、4週間の留学に3名が参加する予定で、帰国後は必要に応じて補講も行うので、同級生と一緒に高2に進級が可能」だそうです。

 学校行事も盛んで、学校から葛西臨海公園まで約33kmを歩く強歩大会をはじめ、体育祭・学園祭・球技大会などへの積極的な参加を呼び掛けて、協働力・団結力を高めています。このほか、地域の清掃ボランティア活動にも取り組み、社会貢献の意義を考えさせているのも特徴です。

 2019年度入試については大きな変更点はなく、一般入試は、2月1日午前、2日午前、3日午前の計3回。試験科目は、1日午前と2日午前は2科4科選択で、3日午前は2科です。一方、特別奨学生入試は、2月1日午前、1日午後、2日午後、3日午後の計4回行われます。1日午前が適性検査型で、ほか3回は4科で選抜します。

イメージ写真
268席の自習室や、蔵書約3万5000冊の図書館などを備えた校舎。6階建ての体育館には剣道場、柔道場、レスリング場、卓球場、屋上テニスコートもあり、部活動も盛んです

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