受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

横浜中学校

2018年9月19日(水)

2020年度に高校は共学へ移行。男女が切磋琢磨して共に成長していく教育環境を整備

 「信頼を受くる人となれ」「責任を重んぜよ」「秩序を守れ」の三条と、「誠意」「総力」「努力」「創造」「忍耐」の五訓、この「三条五訓」を教育理念として掲げる横浜中学・高等学校は、生徒一人ひとりの個性を尊重した学習指導と人間教育を実践しています。創立75周年を迎えた昨年、その記念として「学園整備事業」がスタートし、昨年9月に人工芝のグラウンドが完成しました。このほか、校舎や体育館などのリノベーションも進行中です。

 説明会で校長の葛蔵造先生は、2020年度から高校が女子の募集を開始し、男子校から共学校に移行することを紹介しました。中学から入学した中高一貫生については、高校でも中高一貫生だけの男子生徒のみのクラスで学びますが、学校行事、クラブ、委員会などにおいては、女子生徒と一緒に活動します。葛先生は「中学の3年間は、男子だけでじっくりと指導し、学力とともに心を育んでいきます。そして、高校では、男女が切磋琢磨して共に成長していく環境を整えていきます」と語りました。

 続いて、人間力を高める取り組みとして、「Life Design Program(ライフデザイン教育)」「International Education(国際教育)」「Feeling & Emotional Education(情操・体験教育)」「Expression & Communication(表現・コミュニケーション教育)」の四つを重視している点に触れた葛先生。このうち、ライフデザイン教育については、中学で「自己を認識して、自己肯定感を高める」「他者を理解し、受容して、社会とのかかわりを考える」といった指導を通じて、「高校で明確な将来像をイメージできるようにサポートしている」とのことです。

 一方、国際教育については、海外の大学生や高校生たちと交流する国内宿泊プログラムのアメリカンキャンプ(中1)、カナダ海外研修(中2・3)、3か月間のニュージーランド短期留学(高2)のほか、昨年度から、ニュージーランドでのインターンシップ体験プログラムも始まりました。「チームを組んで、企業の一員として従事するこのプログラムを通じて、新しい価値観に触れ、視野を広げてもらえたらうれしいですね」と葛先生は語りました。

 続いて、教育内容の説明です。基礎学力の養成については、少人数制や習熟度別の授業を実施し、一人ひとりの理解度に応じた指導を行っています。また、定期的に実施する小テストで成績が振るわなかった生徒に対しては、指名制の個別補習を行い、遅れを見逃さないようにしています。加えて、大学生のOBがチューターとして個別自習室に常駐し、学習をサポートしているのも特徴です。

 最後に、中2と高2の在校生が登場。サピックス小学部の卒業生である2人は受験生に対して、「横浜中の入試の国語は記述が多いので、その準備をしっかりしましょう」「サピックスの算数の『基礎力トレーニング』は毎日やりましょう。必ず力になります」とアドバイスを送りました。

イメージ写真
高校の硬式野球部の活躍で知られている同校は、京浜急行線「能見台」駅より徒歩2分の場所に立地。校舎には、OBの現役大学生がチューターとして学習をサポートする個別自習室もあります

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