受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大妻中学校

2018年9月11日(火)

人生100年時代に、輝き続ける女性を育てる

 今年、創立110周年を迎えた大妻中学高等学校は、社会に貢献できる女性の育成をめざす伝統校です。説明会の冒頭、登壇したのは校長の成島由美先生です。民間企業の出身で着任2年目を迎え、「『子どもは未来からの留学生』という視点から、さまざまな取り組みを行っています」と話します。そのうえで、「企業で求められる人材像や、大学入試の在り方が急激に変化するなかでも、それに臆することなく、みずから道を切り開く力を育てるのが、本校の教育です」と語りました。

 続けて、同校が育てる四つの資質を紹介。「自律と自立の精神」「協働の心」「確かな学力」「社会とつながる」を重視しているとのことです。成島先生は「人生100年時代を迎えました。本校の6年間で、社会で50年輝き続けることのできる素養を培ってほしいと思います」と結びました。

 次に、広報担当の長谷良一先生が、四つの教育目標を説明しました。まず、一つ目が、「勉強する人になる3年間」です。教員によるノートチェック、小テストの実施、スケジュールの自己管理などを通じて、中学の早い段階で平均2時間の家庭学習が身につくように指導しています。

 二つ目は、「何度でも挑戦し、前向きに生きる」というポジティブマインドの養成です。このため、同校では、部活動や学校行事も大切な教育の場と考え、生徒に積極的な参加を呼び掛けています。生徒もそれに応えて主体的に取り組み、自主性やコミュニケーション力を養っているとのこと。特に文化祭の運営は規模が大きく、「生徒会と三つの実行委員会(100人以上)がかかわる」そうですが、生徒たちは上手に役割分担をしながら、協働力も高めています。

 三つ目は、「生活力を身につける」です。中1から「自立のため」の技能を身につけた後、高齢者食や幼児食の作り方など、徐々に「人のため」の技能を学んでいくのが特徴です。そして、四つ目が、「新しい学力の習得」です。各教室に電子黒板を設置して、アクティブ・ラーニング型の授業を展開しているほか、「中3では研究論文にも取り組むことで、思考力や表現力を伸ばしています」と長谷先生は話しました。

 教頭の赤塚宏子先生からは、英語教育の説明がありました。ネイティブ教員と日本人教員とのチームティーチングによる授業を数多く行い、生徒の発話を増やして、4技能をバランス良く伸ばしています。また、中2~高2の生徒全員にGTECを、高3全員にTEAPなどの英語検定を受検させるなどして、「生徒に明確な目標を持たせながら、生きた英語を身につけさせています」と強調しました。

 卒業後の進路については、併設する大妻女子大学への進学者は少数とのことです。国公立大学や難関私立大学への進学者が大半を占め、近年は「医歯薬系への進学者も増えている」そうです。

 最後に2019年度入試の説明がありました。大きな変更点としては、これまでの2月1日午前、2日午前、3日午前に加えて、5日午前を新設することです。定員は約40名で、これに伴い、1日午前と2日午前の募集定員が、それぞれ約120名から約100名へと、約20名ずつの減員となります。3日午前はこれまでどおり、約40名です。また、海外帰国生入試の日程が、1月7日から12月16日に変更されることも伝えられました。

イメージ写真
オックスフォード大学やロンドン大学との交流があるなど、国際理解教育にも注力。オーストラリアセミナー(高1)、英国セミナー(高1・2)、学期留学(高1)といったプログラムがあります

http://www.otsuma.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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