受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

桜美林中学校

2018年9月27日(木)

高校に「国公立コース」を新設し、基礎学力のさらなる向上を図る

 桜美林学園は、創立者・清水安三によって開かれたプロテスタント校で、2021年に創立100周年を迎えます。東京都町田市の郊外にある広大なキャンパスに幼稚園、中学・高校、大学・大学院があり、野球場やテニスコートといったスポーツ施設も充実しています。

 説明会の冒頭には、サピックスOBの中1生が登場。「緑豊かな環境が魅力的で、交通の便も良かったことから志望しました」「英語では、ネイティブの先生と日本人の先生によるチームティーチングの授業もあります」「卓球部に所属し、学業と両立させながら、充実した学校生活を送っています」などと語ってくれました。

 続いて、副校長の高橋賢一先生が登壇し、先日の文化祭で、社会人となったかつての教え子と再会したエピソードを披露しました。「久しぶりに顔を合わせると、その卒業生は、自分の子どもを桜美林中学に入学させたことを教えてくれました。このように、OBOGたちが『わが子を母校に入れる』というケースが多く、本当にうれしく思っています。これは、キリスト教に基づく人間教育を柱に、これまで生徒たちと真摯に向き合って、互いに強い信頼関係を結んできた結果だと感じています。そんな私学ならではの良さをこれからも大切にして、学校づくりを進めていきます」と語りました。

 次に、具体的な教育内容について、中学教頭の若井一朗先生が説明しました。同校では、「他者のこころに共感し、ともに生きる人間を育てる」「文化や意見の異なる人々とこころを通わす人間を育てる」という二つの教育方針を掲げ、国際社会で活躍する人材の育成をめざしています。たとえば、聖書の授業では、すべての人間は「かけがえのない存在」であること、神から与えられた「いのち」を大切にすることなどを学んでいます。

 また、語学教育や国際理解教育にも力を入れており、第2外国語に中国語とコリア語を用意するほか、中3のオーストラリアでのファームステイは全員参加で、アメリカ、イギリス、ニュージーランドなどへの短期留学も行っています。さらに、世界各地の姉妹校との学校交流によって、校内を活性化させているのも大きな特徴です。

 学習指導に関しては、中学では定期テストや実力テストのほか、コンテスト(英・数・国)を年5回実施して、自学自習の姿勢を養っています。このほか、学習意欲の高い生徒に対しては「ハイクラス」という英語と数学の講座を週1時間ずつ開講し、応用力を高めています。また、高校については、従来の「特別進学コース」と「進学コース」に加えて、2019年度から「国公立コース」を新設します。今春、国公立大学への合格者が過去最高の31名という結果だった同校ですが、若井先生は「国公立コースの設置によって、さらなる進学実績の向上をめざします」と強調しました。

 2019年度の中学入試については、2月1日午前・午後、2日午前・午後、3日午後の計5回に加え、1日午前に適性検査型の試験で選抜する「総合学力評価テスト」も実施します。「10月や12月に総合学力評価テストの解説会やプレテストを行うので、受験を予定される方は、ぜひそちらにご参加ください」と伝えられて、説明会は終了となりました。

イメージ写真
テニスコートや人工芝のグラウンドなど、充実した設備が並ぶキャンパス。最寄りの「淵野辺」駅と「多摩センター」駅からスクールバスが運行しています

http://www.obirin.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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