受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

東邦大学付属東邦中学校

2018年9月8日(土)

建学の精神「自然・生命・人間の尊重」の下、高い倫理性と豊かな人間性を育む

 東邦大学の付属校であると同時に、国公立大・難関私立大、医歯薬系学部への高い合格実績を誇る東邦大学付属東邦中学校・高等学校。2017年度より、高校の一般募集を停止し、完全中高一貫校となったことで、さらなる教育の充実に注目が集まっています。

 この日の説明会は校内見学からスタートし、参加者はグループに分かれて、理科実験室、温水プール、カフェテリアなど、広大な敷地内にある充実した施設・設備を回りました。また、オンライン英会話の授業の様子も見学して、同校の英語教育の一端を垣間見ることもできました。

 その後、視聴覚大ホールで行われた説明会では、校長の松本琢司先生が建学の精神である「自然・生命・人間の尊重」に触れながら、「高い倫理性と豊かな人間性を持って、社会に貢献する人材を育成しています」と語りました。

 また、松本先生は、在校生や卒業生の特徴について「知的で穏やか。そして素直で、堅実なタイプが多い」と分析したうえで、その代表例として、同校OBの宇宙航空研究開発機構(JAXA)所属の金井宣茂宇宙飛行士を紹介しました。金井さんの在学中の印象は、「目標に向かって、地道に努力を積み重ねていた」とのこと。また、金井さんが国際宇宙ステーション(ISS)に滞在中に、同校の生徒と交信をした際に、「夢を実現するにはどうしたらよいのですか」という後輩からの質問に対して、金井さんは「夢ということばを“目標”と置き換えてみましょう。そうすることで、一歩一歩近づくための努力をするようになります」とのアドバイスを送ったそうです。それを踏まえて、松本先生は、「金井宇宙飛行士のように、本校での6年間で、みずから進路を切り開く力を身につけてほしいと思います」と述べました。

 続いて、カリキュラムの説明がありました。「幅広い教養の上にこそ、確固たる専門研究が成立する」と考える同校では、実験や体験を数多く取り入れたプロセス重視の学びで強固な基礎を築く中1~高1を「WIDE」、文理別に分かれて演習の授業が中心となる高2以降を「DEEP」として、それぞれの段階に合わせたきめの細かい指導を行っています。

 加えて、長期休暇中の講習のほか、中学では指名制の補習を、高校では特別課外講座(難関大対策)を放課後に行うなど、フォローアップ体制を整えているのも特徴です。このほか、東邦大学の各学部との連携の下、ロボットプログラミングや医薬品の調合などを行う「学問体験講座」や、医学部志望者を対象とした外科の実習体験「ブラックジャックセミナー」など、教科の枠を超えた取り組みも実施して、学問に対する興味・関心を引き出しています。

 最後に、2019年度入試について説明がありました。推薦(12月1日午前)、前期(1月21日午前)、後期(2月3日午前)の計3回の一般入試に加え、12月1日午前に帰国生入試を新設します。試験科目は、国語・算数・英語の3科で、英語のサンプル問題は学校Webサイトから確認できるとのことです。

イメージ写真
今春、医学部医学科に、延べ100名の合格者を輩出した同校。緑豊かな広々としたキャンパスには、天体観測室、二つの体育館、温水プールなどの施設が充実しています

https://www.tohojh.toho-u.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

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