受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

聖園女学院中学校

2018年9月7日(金)

校訓「信念・精励・温順」の下、カトリック精神に基づいた人間形成をめざす

 カトリック女子修道会「聖心(みこころ)の布教姉妹会」によって、1946年に高等女学校として設立した聖園女学院。1948年に新制の中学校・高等学校となり、1976年より完全中高一貫教育を開始しました。「信念・精励・温順」を校訓に、カトリック精神に基づいた人間形成をめざしています。

 説明会の冒頭で、入試広報部長の鐵尾千恵先生は、授業前に取り組む「黙想」を紹介しました。生徒たちは授業が始まる前に、必ず2分間の黙想を行って気持ちを切り替えているそうです。「黙想を通じて身についた気持ちの切り替え方や集中力は、社会に出た後も役立ちます」と語りました。続けて、生徒たちの特徴について、「たとえば、球技大会では競技に加えて、応援合戦まで精いっぱい取り組みます。宗教行事やボランティア活動も最後まで手を抜きません。どんなことにも全力で取り組み、協調性や人間力を磨いています」と話しました。

 次に「TPW(Team Project Work)」の説明がありました。これは「いつでも・どこでも・誰とでも」をキーワードに、チームでリサーチやプレゼンテーションに取り組みながら、課題発見・解決力を磨くプログラムです。鐵尾先生は「この学習では、自分史を作って仲間と共有したり、企業から与えられた課題を力を合わせて解決したりします。社会に出ると、一緒に仕事をすることになるのは自分と気の合う人ばかりではありません。そういう環境に置かれたときも、自分自身をどう表現していくのかを学んでほしいのです」と強調しました。

 一方、基礎学力の養成については、授業は必要に応じて教員2名態勢で行うなどして、きめ細かい指導を徹底しています。特に英語教育には力を入れており、ネイティブ教員による少人数での英会話授業があるほか、休み時間や放課後には、英語だけで過ごす学習も用意しています。また、理解の不十分な生徒に対しては指名制の補習を、発展的な内容に取り組みたい意欲的な生徒に対しては希望制の講習を開いているのも特徴です。

 2019年度入試の説明もありました。試験は、1次(2月1日午前)、総合力テスト入試(1日午後)、2次(2日午前)、英語入試(2日午後)、3次(2日午後)、4次(3日午後)の六つです。試験科目は1次と2次が2科4科選択で、3次と4次が算数・国語の2科です。一方、総合力テスト入試では、受験勉強のなかで培われた知識を問う合科型の試験と、表現力を問う試験が課されます。そして、英語入試は、英語・算数で選抜されます。

 最後に、校長のミカエル・カルマノ先生が登壇。ドイツで生まれたことやアメリカに留学したことなど、自身の経歴を踏まえたうえで、「宗教を学び、さまざまな外国語に触れることは、自己理解につながります」と語りました。そして、「本校での6年間で、自分と他者の尊厳を大切にする心を培ってほしいと願います」と結びました。

イメージ写真
日本語禁止の特別教室「MISONO ENGLISH ACADEMY」。昼休みと放課後に開かれ、ネイティブ教員2名とのコミュニケーションを通して、楽しく英語に慣れ親しむことができます

http://www.misono.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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