受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

東京都市大学付属中学校

2018年9月5日(水)

「学力向上」「人間力育成」を柱に一人ひとりの可能性を引き出す

 「公正・自由・自治」という建学の精神の下、校訓に「誠実・遵法・自主・協調」を掲げて、創造力と行動力に富んだ人材を育成する東京都市大学付属中学校・高等学校。同校は東京都市大学の付属校ですが、論理的思考力や記述力を高める授業に加え、フィールドワークを数多く行う効率的なカリキュラムで、高い目標を持って外部進学をめざす生徒たちをサポートしています。コースは、最難関国公立大をめざす「Ⅱ類」と、難関国公立大・私立大をめざす「Ⅰ類」の二つで、進級時の成績によりⅠ類からⅡ類へ転類することがあります。

 説明会で校長の長野雅弘先生は、教育方針について「『学力向上』『人間力育成』を掲げ、子どもたちの可能性を引き出すのが本校の教育です。学力が向上し、未来への扉を開いたとき、必ず他者と協力することになり、励まし合いが必要になるでしょう」と語りました。そのうえで、「他者と協力するときに大切なのが人間力です。本校では、授業や部活動など、あらゆる学びの場面で、人と人との関係性を重視する指導を徹底し、豊かな人間性を高めています」と強調しました。

思考力や表現力を磨くプログラム19年度より特別奨学金制度を設置

 具体的な教育内容については、主幹教諭の桜井利昭先生が説明しました。本物に触れる学びを重視しているのが特徴で、たとえば理科では、物理・化学・生物など分野ごとに六つある理科実験室を活用し、実験・観察の授業を数多く実施。レポートの作成にも徹底的に取り組み、論理的思考力や記述力を養成します。また、プレゼンテーションやグループワークに挑戦する機会も多く、中1・2の弁論大会のほか、企業から与えられた課題の解決法をチームで模索する「クエストカップ」を行って、一人ひとりの表現力や協働力に磨きをかけています。

 力を入れている国際理解教育については、マレーシアでの異文化体験(中3)、ニュージーランド3か月ターム留学(中3)、ニュージーランド語学研修(高1)のほか、シリコンバレーの企業やカリフォルニア工科大などを訪問するアメリカ研修旅行(高1)があり、参加した生徒たちは英語力の向上と合わせて、視野を広げています。

 一方、学校生活について、生徒たちは「勉強もクラブも100対100」という合言葉の下、文武両道の実現に努めているとのこと。クラブ・同好会は文化系が10、体育系が21あり、なかでも自動車部は、燃費を競うエコカーの大会「Honda エコ マイレッジ チャレンジ」の中学生の部で、5連覇を果たした強豪として知られています。

 最後に2019年度入試の変更点が伝えられました。一般入試とグローバル入試のWeb出願の開始日について、従来の1月20日から1月10日に早まります。加えて、特別奨学金制度を新設します。一般入試・帰国生入試・グローバル入試における成績上位5%以内の合格者がその対象となります。奨学金は、入学金・施設設備料・維持料・授業料を全額給付するAと、半額給付するBの2種類があるとのことです。

イメージ写真
8月に人工芝をリニューアルしたグラウンド、六つの理科実験室、約250席を備えたカフェテリア(食堂)など設備も充実。職員室の隣には「スタディラウンジ」という学習相談スペースも設けられています

http://www.tcu-jsh.ed.jp 別ウィンドウが開きます。

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