受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

洛南高等学校附属中学校

2018年8月30日(木)

「心」「学」「身」を柱にみずからを伸ばしていく

 今からおよそ1200年前に弘法大師が庶民のために創設した学校「綜藝種智院」を起源とする洛南高等学校・附属中学校。渉外部長の亀村俊実先生は、同校の教育の三つの柱として、「仏教の教えを日々に生かす『心』、みずから学ぶ習慣を身につける『学』、体を動かし、団結や公正さを学ぶ『身』を大切にしています」と話します。

 仏教の教えとは、あいさつや掃除ができること、学力とは自分のやるべき課題を見つけ責任を持ってやり遂げていく力、部活や学校行事はいろいろな立場を経験しながら周囲の人と協力し合う生き方を実践的に学ぶ場になっていると説明。中学・高校の多感な時期に、人生の〝種〟を植えるような教育をしたいというのが願いです。

 イメージしているのは、生徒が33歳になったときの姿です。高校を卒業してから15年後に笑顔で過ごしているために、中学・高校で何をすればいいのかを追究しています。「18歳の目標である大学入試に向けて、生徒にやってあげられることはたくさんありますし、実際に一生懸命やっています。ただ、それで終わりではないということです」と亀村先生。社会で活躍する年齢になったとき、自分自身に与えられたミッションに、真剣に取り組む姿勢を育てたいと強調しました。

掃除やあいさつを重視グローバル人材の出発点に

 具体例として挙げたのが現在の中1・2の教育目標「それが愛」です。「掃除、礼儀、学習、あいさつ、いじめゼロ」の頭文字を取ったもので、掃除を一生懸命にすること、礼儀を大切にすること、日々の学習を習慣にする力をつけるとともに、あいさつを励行し、友だちへの接し方に問題がないかも生徒に問い掛けています。「今求められているグローバル人材のいちばん大事なところは、多様な考えの人と手を携えていけるかどうかです。学年が上がれば語学力はつきますし、海外研修もありますが、出発点にあるのはあいさつだと思います」と補足しました。

 2019年度入試については、昨年度から変更になった募集人員についての説明がありました。約280名の募集には附属小学校からの内部進学者約90名が含まれますが、実際には「約200名の募集と考えてもらっていい」とのこと。2018年度は男子210名、女子71名が合格し、207名が入学しました。女子の合格者数は、定員が約240名だった変更前とほとんど変わっていないため、男子の合格者が減っていますが、「難度は変わっていません」と亀村先生。過去問対策をしっかりやってきてほしいとのアドバイスもありました。

 受験型は3科と4科から選択でき、いずれも400点満点に換算して判定されます。また、併願から専願への志願変更は入試当日まで可能ですが、塾の先生を通じて所定の手続きを行うことが必要です。

 締めくくりに亀村先生は「学校選択をするには、まずは学校を知っていただくことが大事です。行事や説明会などを通じて、ぜひ本校を知ってください」と話し、説明を終えました。

イメージ写真

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