受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

神戸女学院中学部

2018年9月1日(土)

「愛神愛隣」の精神を育み社会で活躍するリーダーを育成

 関西を代表する中高一貫の女子校、神戸女学院。西宮北口校で説明会が実施され、中学部・高等学部部長の林真理子先生から、その教育の特色が詳しく紹介されました。

 同校は1875年、2人の米国人女性宣教師が創立した、関西で最も古い女子校です。スクールモットーは「愛神愛隣」。自由と自治を重んじ、校則はとても緩やかです。教育はリベラルアーツを旨とし、文系・理系の枠にとらわれず、幅広く知識と教養を身につけることを大切にしています。また、女子ならではの心身の発達、学習の方法に配慮した教育を通じて、グローバル社会でリーダーとして活躍する女性を育成しています。

 「1学年約140人の小さい学校なので、一人ひとりにていねいに向き合って才能の開花をサポートしたいと思っています。そして、その力を人のため、社会のために役立ててくれるよう願っています」と林先生は話します。

 同校の生徒の持ち味は、勉強だけでなく、あらゆる活動に全力でチャレンジする「骨太さ」。学校行事はすべて生徒主導で行われ、文化祭でも体育祭でも高3がリーダーシップを発揮するそうです。

学力だけでなく、実践する力と豊かな情操も伸ばす独自の教育

 創立以来、宣教師による語学教育の成果が蓄積されてきた同校では、「クルー・メソッド」と呼ばれる独自の英語教育を実践しています。それは、赤ちゃんが母語を獲得するときのような自然なプロセスで英語力が身につくプログラムです。中学の英語の授業はオールイングリッシュで進められ、自主教材を活用。新しい単語は、中1の最初の1か月はスペルではなく発音記号で表示されるため、自然に美しい発音が身につきます。「英語で自分の意見を表現したり、相手の意見に同意・反ばくできること、英語の論文を読み書きできること」を目標としており、英語の学習経験ゼロで入学した生徒でも、中学卒業までにその多くが英検®2級程度の実力を身につけます。

 情操面では、毎朝20分の礼拝が大きな役割を果たします。同校の礼拝は、卒業生・在校生・教員など、多くの身近な人が登壇し、体験・活動、人生など多彩なテーマが語られる場となっており、人間関係や進路選択の悩みを解決するヒントがちりばめられているのです。

 同校は進学実績を公表していませんが、約7割が理系で、そのうち半分以上が医学部へ進学しているとのこと。近年では海外大学への進学も増加中です。

 入試では、4教科のほか、体育実技も課されますが、「苦手なこともやり切ってほしいという思いを込めたものです」と林先生は話します。

 自然に恵まれた美しいキャンパスで伸び伸びと過ごす6年間。そんなイメージが自然に湧いてくる充実した説明会でした。

イメージ写真

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