受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

早稲田摂陵中学校

2018年9月29日(土)

新時代を生き抜くための思考力・判断力・表現力を育成

 大阪府茨木市北部の国際文化公園都市(彩都)に隣接する早稲田摂陵中学校・高等学校は、関西で唯一の早稲田大学の系属校です。自然豊かな学習環境の下、先進的な教育カリキュラムに取り組み、地域社会・国際社会に貢献する人材を育成しています。学園施設内には附設寮である「新清和寮」があり、遠方から入学する生徒が安心して生活できるようにサポートしています。現在、中高合わせて約60名が寮で集団生活を送っており、その約半数が関東地方出身です。

 この日、東京・代々木で行われた説明会には、入試広報部の平井一壽先生が登壇。「本校では、学力の基礎を築き上げると同時に、これからの社会を生き抜くのに不可欠な思考力・判断力・表現力を育むことを重視しています」と話しました。みずから問題点を見つけ出し、解決策を論述できる能力やコミュニケーション能力を高めるために、先進的な取り組みをしている高校で教職員が研修を受けたり、早稲田大学の教育学部と連携して専門家による研究授業を行ったりするなど、「教育新時代」に向けた取り組みを進めています。

 続いて、教育内容や進学状況について説明がありました。同校では、中高の6年間を2年ごとに第Ⅰ期・第Ⅱ期・第Ⅲ期と3期に分けたカリキュラムを編成しています。中1・2の第Ⅰ期ではきめ細かい指導を行い、自学自習を習慣化させます。そして、中3・高1の第Ⅱ期は、発展問題や演習問題を多く取り入れる「S特進コース」と、基礎を確実に定着させる「特進コース」とに分けて授業を行います。さらに、高2・3の第Ⅲ期は、高校から入学した生徒も合流し、S特進コースを理系・文理・文系の三つに、特進コースを文系と理系の二つに分け、生徒の希望進路に応じた授業を展開します。

 早稲田大学へは40名程度の推薦入学枠があり、2018年度は卒業生のうち34名が推薦で進学しました。関西の国公立大学や関関同立への進学を希望する生徒が多いため、「早稲田大学への推薦希望者の競争率は、それほど高くなりません」と平井先生は説明しました。

 最後に、早稲田大学に推薦で進学した2人の卒業生が登場。1人は中学からの入学者で、もう1人は寮生活の体験者ということで、それぞれの実体験に基づいた学校生活の思い出を語りました。学習面については、「毎朝行われる小テストに取り組むことで、知識が確実に積み上がり、日々の家庭学習の習慣も身についた」「授業で取りこぼしたところの復習ができる講習が役立ち、より理解が深まった」と話しました。このほか、学校行事やクラブ活動が活発なことにも触れた2人は、「入学直後に行われる『錬成合宿』を通じて、すぐに友人ができたことが良い思い出」「中3の文化祭で、伝統の『摂陵太鼓』を演奏したことが、とても良い経験になった」と振り返りました。そして、寮生活については、「個室なのでプライベートが確保でき、専属のスタッフの方が24時間常駐しているので、いつでも安心。洗濯物はランドリーバッグに入れて朝出しておくだけでよく、食事もおいしかった。学習時間が決められているので、しっかりと自己管理して毎日予習・復習に取り組めた」などと語りました。

 なお、2019年度の関東入試については、計3回実施されます。1月12日・14日は早稲田大学・所沢キャンパス、2月6日は早稲田大学・本部キャンパスが会場となります。試験科目は、1月12日が4科、14日が4科または適性検査(帰国生は基礎学力テストと面接)、2月6日が2科(国算)と面接です。

イメージ写真
約2万6000㎡のキャンパスには、音楽ホールを兼ねた学園生徒会館、甲子園球場と同じ規模のグラウンドや食堂など、充実した施設がそろっています

http://www.waseda-setsuryo.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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