受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

開智日本橋学園中学校

2018年10月5日(金)

探究型授業と“使う英語教育”の徹底で社会貢献できるリーダーを育成

 2015年に中高一貫の共学校として新たなスタートを切った開智日本橋学園。開智学園等系列校と連携した教育を展開し、教育理念に「平和で豊かな国際社会の実現に貢献できるリーダーの育成」を掲げています。また、中高一貫第1期生が高1となった2018年4月から、高校名も開智日本橋学園高等学校に変更されました。

 校長の一円尚先生は冒頭のあいさつで、同校の教育理念である「国際社会の実現に貢献できる人」が示す生徒像は、「人の役に立つ『本物のスキル』を状況に応じて使い分けられる人材」だと説明しました。その教育理念を実現するための取り組みについては、「勉学に励み、基礎力から応用力までをしっかり身につけるほか、『みずから考え、探究し、行動する力』を培うことで、本物のスキルの習得につなげます。また、真のリーダーとは、部下から信頼される心豊かな人間のことです。リーダーとしての土台を築くには、勉強だけでなく、部活や委員会活動など何事にも積極的に挑戦することが大切なので、そのことを常に生徒に伝えています」と述べました。

 また、同校の最大の特徴として、「生徒がみずから活動する探究型の学びを実践していること」を挙げました。そのため、教員が一方的に教える「受け身」の学びではなく、主体的・能動的な学びに注力しているとのこと。「疑問→仮説→検証→発表」を繰り返し、課題解決力、思考力、判断力、行動力を養う「探究テーマ・フィールドワーク」や、生徒同士でディスカッションをして、論理的思考力を培う「哲学対話」など、独自の探究型授業を用意しています。さらに、「使う英語教育」を重視し、英語の授業時間を多く確保する一方、常勤の外国人教員を9名そろえ、実践的な英会話の授業を展開しているそうです。

 これに続いて、部活動や学校行事など、学園生活を紹介する動画を上映した後、広報部の永峯弘一先生が、3コース制を採用しているクラス編成について説明しました。国際バカロレア(IB)の中等教育プログラム(MYP)認定校となったことに伴い、帰国生など英語力の高い生徒を対象とした「グローバル・リーディングクラス(GLC)」と、日本語での授業でIB資格を取得できる「デュアルランゲージクラス(DLC)」の2クラスをIBクラスとして設置しています。このほかに、開智学園が求める探究型の授業を行い、IBの国際的要素を加味した「リーディングクラス(LC)」があります。このうちIBクラス(GLC、DLC)とLCとは、カリキュラムや学習内容は同じですが、授業の進め方や評価方法が異なります。IBクラスはアクティブ・ラーニングの要素の強いプレゼンテーション、ディスカッション、探究型授業を多く設定しているとのことです。評価についても、定期試験に加え、ふだんの取り組みや学び、課題の提出を重視する傾向があります。ただし、教員もIBクラスだけを担当しているわけではなく、3クラスとも生徒主体の高レベルな探究型授業を実施していることには変わりありません。学校行事、フィールドワーク、部活動などはすべて合同で行っているそうです。

 通常の授業以外にも、放課後の特別講座や補習、夏期・冬期・春期講習などを実施し、基礎学力の定着を促しています。特に夏期講習では、豊富な種類の講座が用意されています。「前学期の総復習講座(英・数)」「開智TED(英語のスピーチ)」、「理科実験」などといった、バラエティー豊かな60以上の講座のなかから、自分の学びたいものを選択できます。さらに、高校では放課後16時以降に、120〜180分にわたる選択制の特別講座が開講されるため、自分でトータルコーディネートして受講することが可能です。

 2019年度入試では、特待生入試(2月1日午後)において昨年度までの4科(国・算・理・社)に加えて、1科(算数)入試を実施します。永峯先生は、「この特待生入試は合格者全員が特待生になる魅力的な回になっています。また、受験料は2万円で、これで同校のすべての入試回の受験が可能です」と説明しました。また、同校と開智中学、開智未来中学を併願する場合は3万円で、3校のすべての入試回を受験できるとのことでした。

イメージ写真
文化祭や体育祭をはじめとする学校行事は、企画から運営まですべて生徒に担当させ、主体性を育んでいます

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