受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

北鎌倉女子学園中学校

2018年10月5日(金)

「のびやかな自立した女性の育成」をめざし、四つの改革「ジエシカ」がスタート

 1940年に、東邦大学の創立者・額田豊博士が創設した北鎌倉女子学園。「女性は先天的に優れた能力を持ち、さまざまな可能性が期待される」という、博士の女性に対する深い信頼と期待を建学の精神とし、知徳体の調和がとれた女性を育成するための教育を実践しています。

 今春、校長に就任した今泉仁先生は、古都鎌倉に根づいた学園の歴史に触れながら、「変化が著しい時代ですが、教育には変えてはいけない部分と、変えていかなくてはならない部分とがあります。本校では、『自分自身を大切にする』『友を尊敬する』『家族を思いやる』という心を育む教育方針は今後も大切に継承していきますが、一方でこれからの教育目標を『のびやかな自立した女性の育成』と定め、現在改革を進めています」と述べました。

 同校では、2年後に迎える創立80周年に向けて「ジエシカ」というキーワードの下、四つの教育改革を進めています。

 「ジ」は、「自主性の尊重」と「受験に強い授業」を表します。従来の校則を、生徒と保護者の自主的判断を尊重する内容に見直し、高校ではアルバイトも解禁しました。さらに、創立以来の制服も一新し、来春からコシノジュンコ氏のデザインによる新しい制服に変わります。学習面については、大学のAO入試が「総合型選抜」に変わることに対応して、アクティブ・ラーニング型の授業を多く設け、「生徒自身が問題を設定し、解決していく力」を伸ばします。

 「エ」は、英語教育の抜本的強化です。今年度からは専任のネイティブ講師を4名そろえ、中学では、ネイティブ講師と日本人教諭とのチームティーチングで授業を行い、4技能だけでなく、英語で「まとめる力」「発信できる力」も鍛えます。

 「シ」は、老朽化した施設や備品の一新です。創立80周年を迎える2020年をめざして、同校では現在、改築工事を進めています。教室はもちろん、自習スペースを確保した図書館、オープンカフェ風の食堂などが誕生します。さらに、全館にWi-Fiを導入し、電子黒板を設置。1人に1台のiPadを配布し、ICTを用いた学習活動や情報リテラシー教育に適した環境を整えていきます。

 そして最後の「カ」は、「鎌倉に密着した体験学習」です。北鎌倉山歩き(中1)、寺社への訪問、講話の聴講といった体験型学習を多く設定。さらに、円覚寺と鶴岡八幡宮での英語ボランティアガイドといった、外国人観光客も多い国際都市・鎌倉ならではの活動も行っています。

 同校には「普通コース」と「音楽コース」があります。2019年度の普通コースの入試は全部で5回行われ、このうち、教科の基本的な知識が問われる入試が、2月1日午前の2科①、同1日午後の4科総合、2日午前の2科②の3回(すべて保護者同伴の面接あり)です。そして、日本語の「聞く・書く・読む・話す」の4技能を見る「日本語4技能」入試が、2月2日の午前と3日の午後にそれぞれ行われます。

イメージ写真
ネイティブ講師が常駐するイングリッシュルームも新設。休み時間や放課後にも、ゲームや会話を通じて、楽しみながら英語を使えます

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