受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

埼玉栄中学校

2018年10月6日(土)

大学医学部と連携した授業や毎日の学習をサポートする体制が充実

 「人間是宝」を建学の精神とする埼玉栄中学・高等学校。「今日学べ」を校訓に掲げ、生徒も教員も「今日やるべきことは今日やり、明日に延ばさない」という高い意識を持って日々取り組んでいます。2016年度からは、「難関大クラス」「進学クラス」に加えて「医学クラス」を新設しました。この医学クラスでは高度な授業を展開するだけでなく、医師として働くにあたって必要とされる心構えを養う体験プログラムを盛り込んでいるのが特徴です。このように、近年、学力養成を主眼とした教育改革を進め、国公立大学をはじめとする難関大学への合格実績を伸ばしており、注目を集めています。

 あいさつに立った校長の町田弦先生は、「教員の授業力向上、外部の専門家と連携した人権教育・いじめ防止対策、2020年度に予定されている大学入試改革への対応という3点を重視し、改革に取り組んでいます」と話しました。特に、大学入試改革と連動し、2021年に中学で、2022年に高校で施行される新学習指導要領に今後どのように対応していくか、学園本部や系列の他校と連携を図りながら、教職員一丸となって検討しているそうです。

 また、2016年に新校舎が完成したことにより、学習環境がいっそう充実しました。例えば、カフェテリアが朝・昼・晩と営業しているため、授業や部活の後に食事をしてから学習できるようになりました。これにより、「放課後は、中高合わせて400名近くの生徒が残って学習するなど、生徒の意識も向上している」そうです。また、3年前に新設した医学クラスは現在、中学3年生までがそろい、来年度は4期生を迎えます。学力だけではなく、医師に求められる「倫理観」「使命感」「責任感や的確な判断力と迅速な行動力」「指導力と協調性」を養っています。

 続いて、中学入試広報センターの森山豊先生が、具体的な教育内容について説明しました。同校では、「知的好奇心を養う」「基礎学力を定着させる」の二つを柱とした教育を実践しています。特に中学校では、基礎学力をしっかりと身につけさせているため、森山先生によると、「高校に上がると学力が自然に伸びていく」とのことです。また、平日の始業前に「0時限」を、放課後に「7時限」を設け、それぞれ50分間、希望制の演習授業や補習を実施しています。理解不足の生徒には、わかるまでていねいな指導を徹底し、成績上位者には、さらなる学習意欲を引き出すため、より高度な内容に取り組ませています。加えて、10時限には、希望制の第二外国語講座(今年度は生徒の希望によりドイツ語と中国語を実施)や、高校生対象の発展的学習講座を用意。そこでは自分に足りないと思う分野や興味のある分野を自由に選択できるので、希望する進路に合わせて学習プランを立てることができます。また、医学クラスの生徒は、帝京大学医学部、北里大学、筑波大学などで実験、特別講義、施設見学を行っており、実践的な体験ができる点も大きな魅力です。

 進路指導は、「進路指導センター」に常駐する専任スタッフがサポートしています。ここでは、定期考査や模試の成績のほか、相談内容などのデータを一元管理し、卒業生たちの受験データベースと照らし合わせながら、進路選択や今後の学習の進め方について適切なアドバイスを受けることができます。

イメージ写真
明るく開放感のある新校舎。総合体育館、スポーツセンター、温水プールなど運動施設も充実し、部活動もとても盛んです

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