受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

多摩大学附属聖ヶ丘中学校

2018年9月26日(水)

「学ぶ楽しさ」「学ぶ喜び」を重視し、問題解決力や主体性・協働力を育成

 創立30周年を迎えた多摩大学附属聖ヶ丘中学高等学校は、建学の精神「質実清楚・明朗進取・感謝奉仕」の下、「自主研鑽・敬愛奉仕・健康明朗」という教育目標を掲げ、豊かな思考力や自主性を備えた人材を育成しています。

 この日の説明会は学校見学から始まりました。温水プールでの水泳の授業、3万冊の蔵書を誇る図書館、理科室での実験、英語の授業などを見て回り、先生と積極的にコミュニケーションを図りながら理解を深めていく生徒たちの様子や、同校のアットホームな雰囲気を確認しました。

 入試広報部の出岡由宇先生は、同校の教育について、「『少人数できめの細かい指導』『本物から本質に迫る教育』『主体性と協働性を育む』を柱に据えて、日々の教育活動を行っています」と説明しました。たとえば、中1・2では1学年約120名を30名ずつ4クラスに分け、一人ひとりにきちんと目が行き届く環境を用意しています。また、放課後に25分間の「SS(Self Study)time」を設け、一日の学習を振り返ることで、生徒に自学自習の習慣を身につけさせています。

 また、「本物から本質に迫る教育」の例として、中学3年間で100回以上も実施する理科の実験実習、中1で日本銀行など6か所を訪問する社会の「地域見学」、中3で執筆する「4000字論文」といった独自の取り組みを紹介しました。さらに、今年から新たな学びの機会として、体験型の夏期講座「A知探Q(英知探究)の夏」を開講し、「学ぶ楽しさ」「学ぶ喜び」を重視した教育を深化させています。このような充実した学習プログラムを通じて、思考力や表現力を高めています。

 一方、「主体性と協働性を育む」ため、生徒が主体的に課題を発見し、仲間と意見を交換したり、調べ学習をしたりする機会を豊富に設けています。例えば、高2の修学旅行は約1年前から準備を始め、グループで相談して三つの候補地から1か所を選びます。そして、決定した旅行先について事前調査や準備を入念に行い、作成した自主行動計画を発表し、帰ってきてからも事後学習に取り組むことで、主体性と協働性を養います。

 英語教育にも注力しています。実践的な英語力を向上させる場として、2泊3日の国内イングリッシュキャンプ(中2)、2週間のニュージーランド・ホームステイ(中3)などを実施しているほか、今年度からはニュージーランドへのターム留学制度も導入しました。

 進路指導としては、高1から大学模擬授業が始まります。多摩大学で実務に携わっている教員を招聘してのガイダンスも実施するなど、キャリアを考える機会を豊富に用意しています。これについて、出岡先生は、「本当にやりたいことを見つけて、本当に行きたい大学に進んでほしいと考えています。そのため、納得いくまでの進路指導を行い、生徒が希望する進路を実現できるよう、全力でサポートしています」と説明します。このようなきめ細かい指導の効果は、大学合格実績にも表れており、2018年の入試では国公立大学に合計15名、早慶上理ICUとGMARCHに合計32名が合格しました。出岡先生は「本校では、笑顔と感動の6年間を過ごすことができるように、そして、生徒一人ひとりが夢を実現できるように、教員一丸となってサポートしています」と結びました。

イメージ写真
丘の上にある緑豊かなキャンパスには、本格的な天体観測室や室内温水プール、図書室などの施設が充実しています

https://www.hijirigaoka.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ