受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

淑徳中学校

2018年10月11日(木)

仏教による情操教育とグローバル教育を通して、国際社会で活躍できる資質を養う

 尼僧・輪島聞声(わじまもんじょう)が1892年に設立した淑徳女学校を起源とする淑徳中学校・高等学校は、「進みゆく世におくれるな、有為な人間になれ」をモットーに、仏教の教えに根差した全人教育を実践しています。

 説明会の冒頭で校長の湊広賢先生は、「本校は面倒見の良いサポート体制の下、高い知性と確かな学力を身につけさせ、豊かな人間性とグローバルマインドの育成をめざしています。語学研修や留学制度を整えて国際性豊かな学びを実践する一方、仏教の教えに基づく心の教育も大切にしています」とあいさつしました。続いて、「中高6年間の学校生活で個性を輝かせ、高い社会性を身につけてください。そして、周囲への感謝の気持ちを忘れずに、他者を寛容に受け入れる『共生』の心を育み、これからの長い人生を支えるバックボーンを養ってほしいと願っています」とメッセージを送りました。

 次に、教頭の平山千晶先生が具体的な教育内容について紹介しました。中学には、東京大学や医学部医学科をめざす「スーパー特進東大選抜(セレクト)コース」と、ていねいな学習指導で希望進路を実現する「スーパー特進コース」の二つのコースがあります。いずれのコースも、学習面では「授業×ゼミ×自宅学習」を基本サイクルに自学自習習慣の定着をめざし、週2回の「放課後学習」に取り組むほか、「週末課題」や週1回の「確認テスト(英数国・各15分)」で学力の伸長と深化を図っています。長期休暇中の講習や放課後ゼミ等によるフォローアップもていねいに行っています。また、同校独自の「未来手帳」を活用して規則正しい生活ができるよう、自己マネジメントする能力も養います。

 英語教育も充実しており、中学では週7時間の授業で実践的な英語力を高めます。中3はネイティブ教員による英会話の授業を少人数で受けるとともに、オンライン英会話にも取り組みます。また、来年からは中3での海外語学研修の行先と期間を各自で選択できるようになります。カナダかニュージーランド(3か月)またはオーストラリア(1週間)です。

 高校では4コース制となりますが、全員が高1夏から高2夏まで1年間の海外留学を経験する「留学コース」があることも特徴です。このコースでは留学先で取得した単位が認められ、卒業生の多くが難関大学に現役進学を果たしています。

 2018年には「スーパー特進東大選抜コース」の1期生が卒業を迎えました。この日の説明会では、同コースの生徒を中高6年間指導した高等部部長の河井博臣先生が、豊富なデータとともに指導内容を紹介しました。先生によると、コースに在籍した33名のうち、塾などに通わず学校の授業だけで勉強していたのが30名で、部活動に所属していたのは20名だそうです。卒業生の6割は国公立大学に進学し、東京大学、東京工業大学、筑波大学(医)、東京医科歯科大学(歯)にも各1名が合格しました。

イメージ写真
およそ50人分のPCスペースと自習席を用意した自習室兼ICT教室、電子黒板やプロジェクターを完備したイングリッシュ・スタジオなどの設備が充実。第2特別教室棟、第2体育館の工事も進行中です

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