受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

東京農業大学第一高等学校中等部

2018年10月12日(金)

「知耕実学」の教育理念の下、本物に触れ、みずから考える力を養う

 東京農業大学第一高等学校中等部の特徴は、隣接する東京農業大学の研究施設を利用した高度な実験やフィールドワークなど、独自の取り組みを実践していることです。説明会の冒頭で、校長の田中越郎先生は、同校の教育理念でもある「知耕実学」について「机上での学びではなく、本物に触れて学ぶことに重きを置くのが、創立以来の本校のモットーです。自分の目で見て、自分の頭で考えて、自分のことばで発信できる力を養ってもらいたいと思います」と説明しました。

 実学を通して学ぶことの楽しさを理解させる独自のアクティブ・ラーニングでは、「問題解決能力」や「やり遂げる力」といった、次世代で求められる力を養成します。中学では、英語と数学で少人数制の習熟度別授業を実施し、中3からは高校の内容も学びます。

 続いて、入試広報部の中村優一先生が教育内容について、「本校での6年間で培う考える力は、思考力・判断力・表現力を求める新制度での大学入試制度にも十分に対応できると自負しています。カリキュラムも大学入学共通テストで高得点を狙うことができる構成となっています」と説明しました。

 学習記録ノートを提出させ、朝の小テストや単元ごとの確認テストを実施するなど、サポート体制も万全に整えています。特色ある授業の一例として、中村先生は、週4時限のうち半分以上で実験が行われる理科、授業内容を自分でまとめる「まとめノート」で論理的思考力を磨く社会科の取り組みを紹介しました。さらに、ダイズやイネの栽培(中1)、大学の教員の指導による実習「お米の科学」(中2)、大学の施設でのみそ・しょうゆ造り(中3~高2)といった、大学付属校という恵まれた環境ならではの総合学習も行われているそうです。

 国際教育にも力を入れていて、落語や歌舞伎、能楽の鑑賞といった日本の伝統文化に触れる校外学習、福島県にあるブリティッシュヒルズでの2泊3日の英語体験学習(中2)を実施しているほか、中3から高2までを対象にしたオーストラリア語学研修(希望制)も用意されています。

 さらに、今年度から中1の夏休みに「English Camp」も新設しました。「1学年を15クラスに分け、外国人講師による英語だけの授業を1日6時間、5日連続で受講します。これにより、積極的に英語を使う姿勢が養われ、その後の学びへのモチベーションが変わりました」とのことです。

 学校行事が多いのも特徴です。二大行事のSAKURA Sports Festivalと桜花祭(中高合同文化祭)のほか、河口湖宿泊研修奈良・京都研修、北海道修学旅行、スキー教室などがあります。

イメージ写真
中等部生の入部率は約97%と、クラブ活動も盛ん。18の運動部、12の文化部、4つの同好会があります

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