受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

青稜中学校

2018年10月15日(月)

時間をかけてじっくり学び、きめ細かいサポートで、時代が求める能力を伸ばす

 青稜中学校・高等学校の前身は1938年に設立された青蘭商業女学校です。1947年に青蘭学院中学校・高等学校となり、1995年に男女共学化し、現校名に変更しました。

 校長代行の青田泰明先生は、説明会の冒頭で同校の沿革に触れ、「80年の歴史のなかで、本校は『社会に貢献できる人間の育成』という建学の精神の下、教育内容を進化させてきました。時代とともに変化する社会のニーズを見据えて、学校自体がどんどん変わっていく必要があるのです」と述べました。

 同校では現在、今後の大学入試改革で求められる論理的思考力、表現力、読解力、発信力といった能力を高めるための取り組みを進めています。具体的な学習内容については、募集広報部部長の伊東充先生が説明しました。週6日制の同校では、主要3教科において公立中学校の約1.6倍の授業時間を確保しています。「時間をかけてじっくり学ぶ」をモットーにしているため、数学を除いては、先取り授業を行っていません。週7コマある英語の授業は、1クラス約36名を2分割して少人数制で行いますが、そのうち1コマはネイティブ教員による英会話です。こうして、英語の4技能をバランス良く鍛えていきます。

 一方、学習習慣の形成や基礎学力の定着を図るために、小テストや補習、英語の早朝学習などを行っています。外部チューターが予習・復習をサポートする「Sラボ」を設置したり、長期休暇中には講習を開講したりといった学習フォローも充実しています。また、定期考査前の月曜日を「質問の日」としており、この日は放課後も必ず教員が教室に残って、個別に指導をしているそうです。

 高校からの入学生と混合クラスとなるのは、文系と理系に分かれる高2からですが、伊東先生によると、「トップクラスの都立高校を併願したレベルの高い生徒が加わることで、緊張感を持って学習できる」とのことです。高3では進路別の選択授業が多くなり、生徒は十分な演習を行ったうえで大学受験に臨むことができます。

 国際理解教育にも力を入れています。中1の希望者を対象にした3泊4日のEnglish Summer Camp、外国人講師と2日間楽しく英語を学ぶ「English Fun Program」(全学年)といった国内研修のほか、フィリピン・セブ島英語研修(中2~高2)、カナダやオーストラリアへの海外短期留学制度(高1・2)など、実践的な英語を身につける機会が豊富に用意されています。

 2019年度入試は、2月1日午前・午後、2日午前・午後の全4回行われます。試験科目については、1日午前のみが2科で、その他はすべて2科4科選択です。

 閉会後、参加者はグループに分かれて2013年に完成した校舎内を見学しました。自習室を併設する図書館、小動物を飼育する生物・地学室、多様な選択科目に対応できる予備教室、体育館のあるアリーナ棟などを見学しました。

イメージ写真
クラブ活動も盛んで、文化系、体育系合わせて31の部と4つの同好会があります。隣接する区の施設の体育館や、しながわ中央公園のグラウンドなども利用し、練習に励んでいます

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