受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

田園調布学園中等部

2018年10月17日(水)

「協同探求型授業」で「真の学力」を養う

 創立93年目を迎え、「学園第2世紀」を見据えている田園調布学園。この日の説明会は、8月に完成したばかりの第二校舎にて開催されました。校長の西村弘子先生は「予測不能な時代といわれる現代社会ですが、いつの時代であっても、人生は予測どおり、計画どおりにはいかないものですし、特に女子のキャリアデザインには選択と決断を迫られる場面が多くあります。本校の使命は、将来、どのような状況に直面しようとも、『学び続けよう』『他者と協働しよう』『社会をより良くしよう』と、みずから行動できる女性を育てることだと考えています」とあいさつしました。

 続いて、入試広報室長の細野智之先生が、具体的な教育内容について説明しました。2018年度の大学入試では、首都圏の大規模私立大学の多くが入学定員管理厳格化のために合格者を絞り込みましたが、同校では既卒者を含め、合計125名が早慶上理ICUに合格。前年度の89名より36名も増えました。このようなすばらしい実績の原動力となっているのが、「真の学力」を育成するために全教科で主体的・能動的に取り組む65分間の「協同探求型授業」です。細野先生は「まずは基礎学力をしっかり構築し、豊かな知識を土台に、グループワークなども取り入れながら自分の考えを論理的にまとめ、表現する力をつけていくのが本校の授業の特徴です」と話しました。

 例えば、英語は4技能をバランス良く鍛えるとともに、ペアワークやプレゼンテーションに数多く取り組むことで「話す力」の強化を図ります。その成果として、中3の終わりまでに8割以上の生徒が英検®準2級以上を取得しています。また、マンツーマンでの指導を受けられるオンライン英会話を導入し、会話力に磨きをかけています。さらに、カナダ・オーストラリアでの海外ホームステイ(中3)や、ニュージーランドへのターム留学(高1・2)など、希望者を対象としたさまざまな海外研修も実施しています。生徒たちはこうした国際交流プログラムを通して異文化を理解し、他者と共存することの大切さを学びます。

 その一方で、「豊かな教養」を養うために、「土曜プログラム」を開講しています。生徒の発達段階に応じて学年ごとにテーマを設けた「コアプログラム」を年7回、語学・文化・科学など五つの分野、170以上の講座から各自の興味・関心に応じて選択する「マイプログラム」を年8回、合計15回実施しています。細野先生は、「中高6年間でさまざまなことに挑戦できる機会を設けています。東京理科大学や東京農業大学との高大連携プログラムなどもあり、生徒の進路選択の幅を広げています」と話しました。

※英検®は、公益財団法人日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
8月に完成した第二校舎「創造探究棟」には、被服室、調理室、美術室、音楽室、和作法室、多目的な用途に使える選択教室があります

http://www.chofu.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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