受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本大学豊山中学校

2018年10月23日(火)

文武両道をモットーに、最新の教育環境で幅広いキャリアを形成

 校訓「強く正しく大らかに」を掲げる日本大学豊山高等学校・中学校は、真言宗豊山派によって1903年に創立された旧制豊山中学校を起源としています。第二次世界大戦後の1954年に日本大学の付属校へと移行し、日本大学の教育理念と目的である「自主創造」の精神の下、文武両道を旨とする教育で「知育・徳育・体育」に働きかけ、豊かな人間性を培っています。2015年に完成したビル型の新校舎は地上11階・地下2階建てで、最上階には25mの屋内プールがあります。蔵書4万冊の図書室、四つの理科実験室、アリーナ(体育館)、柔道場、剣道場、コンピューター室なども整っています。

 説明会冒頭であいさつに立った校長の松井靖先生は、「本校の特色は大きく三つあります」と前置きをして、同校の教育概要を紹介しました。その一つ目が「優れた教育環境」です。電子黒板などICT教育環境も充実させ、授業では1人1台のタブレット端末を活用し、学習効率を高めています。

 二つ目は「中・高・大・院にわたる一貫教育」です。医学部から芸術学部まで16学部87学科があり、大学院にも20の研究科がある総合大学の付属校なので、「中高時代から大学の講義を体験する機会も多く、早期から将来のキャリア形成を意識できることは大きなメリットです」と強調します。

 そして、三つ目として松井先生が挙げるのは「男子に特化した教育」です。「全国に25校ある日本大学の付属校のうち、本校は唯一の男子校です。これからも日本大学の教育理念の下、男子の成長に即したカリキュラムを整え、チャレンジ精神と行動力にあふれた人材を育てていきます」と結びました。

 続いて、広報部長の田中正勝先生が学校生活について紹介します。中3からは「特進クラス」「進学クラス」の2コース制となります。「特進クラス」は、国公立大学や難関私立大学、日本大学の医歯薬系学部への進学をめざすコースで、希望進路の実現に向けて高い学力を形成します。一方、「進学クラス」は、日本大学進学に向けて確かな学力を築き上げるコースです。高校では、これらに「体育コース」が加わり、高校からの入学生も加わって3コース制となります。高校卒業生の約4分の3は日本大学に進学しますが、中高一貫生のなかには、日本大学の医歯薬系の学部や生物資源科学部獣医学科など難関の学部・学科を志す生徒や、他大学受験に挑戦する生徒が少なくないそうです。なお、国公立大学を受験する場合は、日本大学への被推薦権を保持したままチャレンジできる制度もあります。

 毎日の学習指導においては、同校独自の手帳で学習計画を作成して自学自習の習慣を身につけ、規則正しい生活リズムを定着させています。また、グローバル教育にも注力しており、ネイティブ教員とのフリートーキングプログラムや、ケンブリッジ研修などを通じて、英語力を伸ばしています。

 最後に、2019年度の中学入試について説明がありました。一般入試は、2月1日午前、2日午後、3日午前・午後の計4回です。1月31日までに複数回に出願して受験した場合には、優遇措置があるとのことです。試験科目は、午前入試が4科で、午後入試が2科です。このうち午前入試の4科については、4科の合計点と、算数・国語の合計点を1.5倍した点数のうち、高いほうが受験生の成績となります。「科目ごとの基準点は設けていないので、4科の成績にばらつきのある受験生も伸び伸びと挑戦してください」というアドバイスがあり、説明会は終了しました。

イメージ写真
護国寺に隣接するキャンパス。日大豊山女子中高のある板橋区中台には、野球場、サッカーグラウンド、テニスコートを備えた人工芝のグラウンドも整っています

http://www.buzan.hs.nihon-u.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ