受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

穎明館中学校

2018年10月22日(月)

経験・道徳・知識を教育の柱に、多方面で活躍できるグローバルな人材を育成

 豊かな自然に囲まれた、八王子市南部の4万坪にも及ぶ広大な校地に、1985年に高校が、その2年後に中学が開校した穎明館中学高等学校。「教育界をリードする日本一、いや世界一の学校にしたい」という理想を掲げた堀越克明先生により、イギリスのパブリックスクールを模範として創立されました。6か年を見据えた長期教育プランに基づく中高一貫教育を実践する同校は、国公立大学をはじめとする難関大学に毎年多くの合格者を輩出しています。2017年には中学創立30周年を迎え、その記念事業として校舎と室内温水プールをリニューアルしたほか、400mトラック付きのグラウンドが人工芝化されました。このような充実した教育環境の下、生徒たちは伸び伸びと毎日を過ごしています。

 説明会の冒頭で校長の寺山政秀先生は、同校が「Experience(経験)」「Morality(道徳)」「Knowledge(知識)」の頭文字を取った「EMK」を教育の三本柱に据えていることを紹介しました。この三つのなかで最も重視している「Morality(道徳)」について、寺山先生は、「生徒には『人の嫌がることをしない』『人に喜ばれるようなことをしよう』といったわかりやすいことばで指導しています。変化の激しい時代である現代では、生徒の思考力・判断力・表現力の育成が重要だといわれますが、その根幹となるのが主体性の確立です。本校では、生徒が主体となって学校行事を運営するなどして、一人ひとりの主体性や自立心を育んでいます」と語りました。

 一方、「Experience(経験)」に対応する取り組みとしては、体験学習や国際理解教育の充実が挙げられます。たとえば、中1では鎌倉校外学習、中2では広島・宮島体験学習、中3では奈良・京都体験学習を実施しています。こうして日本に関する知識を深めたうえで、高1で14日間のUSA・カナダ体験学習に出掛けるのです。現地では英会話の授業やホームステイなどを通じて、現地の人々と交流し、異文化に触れます。また、イギリスの名門パブリックスクール、イートン校でのサマースクール(中3から高2までの希望者対象)も用意されています。このほか、高1の希望者から選抜された生徒が、オーストラリアの高校で1学期間学ぶターム留学制度も今年度からスタート。海外大学への進学を希望する生徒を対象とする学校推薦制度も、現在整備しているとのことです。

 三つ目の「Knowledge(知識)」は、基礎学力の養成や、その知識を活用する思考力の向上を指します。学校での授業で最難関大学への現役合格を実現できるようなカリキュラムを編成しているのはもちろんですが、キャリア教育にも力を入れています。中3では卒業論文を執筆しますが、その際に選択したテーマが将来の進路への道しるべとなったという生徒もたくさんいるそうです。また、全教室に電子黒板機能つきプロジェクターを導入したり、大学との連携によるコンピュータの授業を行ったりと、ICT教育も推進しています。

 一般入試については、これまで2月1日・2日・4日の3回(いずれも4科)でしたが、2019年度は、2日午後に第3回入試(2科)を新設し、計4回となります。また、帰国生とインターナショナルスクール出身者を対象とした「インターナショナル入試」(国・算・理・社の4科または国・算・英の3科、面接)を1日・2日午前・4日の一般入試と同時に実施します。一般入試とインターナショナル入試を合わせた各回の募集人数は、1日の第1回が60名、2日午前の第2回が50名、同日午後の第3回が30名、4日の第4回が30名となります。

イメージ写真
EIMEIKAN BRIDGEと名付けられた橋を渡った先に広がるのは、広大な校地。説明会の冒頭ではドローンにより撮影された動画が上映され、その全容を確かめることができました

https://www.emk.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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