受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

常総学院中学校

2018年10月30日(火)

3分野の「フィールド」に分かれてキャリア教育を展開

 茨城県土浦市にある常総学院の創立は1983年。高校のみでのスタートでしたが、1996年に中学校を開設しました。以来、国公立大学や難関私立大学進学を目標にした中高一貫教育を実践し、高い語学力、論理的思考力、プレゼンテーション能力を備えた、国際社会に貢献するリーダーの養成をめざしています。

 この日の説明会はサピックス柏校で開催され、入試広報部部長の佐藤秀彰先生が教育内容を紹介しました。開校以来、英語教育や国際理解教育に注力する同校では、2016年度から授業数を拡大しました。同校にはネイティブの教員が10名在籍しており、週11コマ行われる授業は、ネイティブの教員によるCE(Communicative English)と、日本人教諭によるRE(Regular English)に分けて展開しています。CEは、1クラスを3分割した少人数制で、英語を話す機会を多くしているのが特徴です。一方、REでは、読解と文法演習を中心に学習し、REで学んだ文法をCEで実践することで、総合的な英語力を身につけます。佐藤先生は授業数を増やしたことの効果として、中1で英検®3級に合格した生徒が学年の50.9%にのぼることと、中2で準2級を取得した生徒が44.7%に達したことを紹介しました。佐藤先生は「実践の場を増やし、国際的な視野を備えたグローバル人材を育成することが本校の英語教育の狙いです」と説明します。

 また、同校では、習熟度別に「AD(アドバンスト)クラス」と「ST(スタンダード)クラス」の二つのクラスを設けていますが、いずれのクラスでも、毎日の「朝学習」で基礎力を強化し、月・水・金曜の放課後の「特別講座」で、発展的な問題に対応する力を培っています。来年度からは、最難関大学や医学部受験に向けてハイレベルな授業を行う「ADクラス」のなかに「スーパーADコース」を新設します。スーパーADコースは、ADクラスの特待合格者のなかでも、特に成績上位の生徒10名を対象とするものです。佐藤先生は、「本校は毎年、難関大学に多くの合格者を輩出していますが、これからは、東京大学をはじめとする最難関の大学への進学に特化した指導を早期から行います」と説明しました。

 一方、職業観を養成するキャリア教育においては、「医学探究フィールド」「科学探究フィールド」「人文探究フィールド」の3分野制を敷いていることも同校の特徴です。希望進路別にいずれかの分野に所属して職業講演会や見学会に参加するほか、各自で設定したテーマに基づき、調べ学習を行ったり、研究発表に臨んだりします。

 また、「朝の1分間スピーチ」や「クラスディスカッション」などの取り組みを通して、思考力や表現力を磨きます。佐藤先生は、「このような充実した教育環境の下、生徒一人ひとりの力を最大限に引き出す学習指導をモットーとしています。安心してお子さんをお任せください」と結びました。

 常総学院といえば、高校の野球部や吹奏楽部の全国的な活躍が有名ですが、部活動は中高別々です。中学では、火曜と木曜、そして隔週土曜の放課後が活動日となっているそうです。このほか、中1から高3まで完全給食制となっていることや、礼儀やあいさつ、身だしなみといった生活指導がしっかりと行われることも紹介されました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
少人数で実施される、CE(Communicative English)の授業風景。「自分の伝えたいことをどう表現するか」に重点を置き、実際に英語を話す楽しさを味わいます

https://www.joso.ac.jp/junior/ 別ウィンドウが開きます。

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