受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

清泉女学院中学校

2018年10月31日(水)

グローバル教育とICT教育を強化。新たな学びで国際社会に貢献できる女性を育成

 鎌倉市の玉縄城址にある清泉女学院中学校は、スペインで創立された聖心侍女修道会が1947年に開校したカトリックのミッションスクールです。中高一貫教育を通じて、「真理を探究する心」と「周りの人を喜ばせることを自分の喜びと感じる心」を育み、知性と思いやりを兼ね備えた自立した女性を育成しようとしています。

 説明会で校長の高倉芳子先生は、最初に「本校からは晴れの日は丹沢山系や箱根連山、そして富士山の姿を見ることもできます。四季折々の大自然に日々触れながら、生徒たちは伸び伸びと元気良く、感性や人間性を高めています」と、同校の立地のすばらしさについて語りました。

 同校では、中1~高1を対象に毎年行う理科の野外学習など、生徒自身が“本物”を見て、触れて学べるプログラムが40年以上続いています。また、「ライフ オリエンテーションプログラム」の一環の体験型校外学習として、中1は西湖、中2は天城、中3は広島で宿泊プログラムを実施します。ここでは、グループワークなどを通して、感謝する心を養い、使命感を持たせます。また、昨年は同じミッションスクールで、近隣の栄光学園高校が毎年行っているボストンカレッジ夏季研修に、同校から3名の高校生が参加したほか、学院が併設する清泉インターナショナルスクールでの1週間の国内留学(中3)、ニュージーランド短期留学(中3・高1)、べトナムにある姉妹校でのスタディツアー(高1・2)など、国内外で多彩なプログラムを展開しました。高倉先生は、「本校は世界中に姉妹校があります。スペインのコルドバ、ローマ、パリなどの姉妹校においても、留学や研修などのプログラムを発展させていきます」と結びました。

 次に、各教科の授業と行事の様子を映像で紹介したあと、教頭の佐藤美紀子先生が「隣人との共感の輪を世界へと広げていくために、重要なのは『言語』です」と前置きし、同校が重視する国際理解プログラムについて紹介しました。同校では2018年度の入学者から、英語については習熟度別にクラスを三つに分けて、少人数の授業を実施しています。3クラスのうち上級クラスである、帰国生や英語1科で受験して入学した生徒を対象とする「ARE(Advanced Returnees' English)」クラスでは、英語力の維持とさらなる向上をめざして、週6時間、特別プログラムの英語の授業を展開。そのうち5時間がネイティブ教員による授業です。また、中2~高2の希望者を対象に、FLIP(Foreign Language Interactive Program/多言語学習プログラム)を実施し、オンライン英会話、中国語、スペイン語の授業も用意され、実践的な語学力に磨きをかけているのも特徴です。

 また、キャンパスには無線LAN環境が整っており、2019年度からはICTを活用した学習活動を開始します。佐藤先生は、「プログラミングの知識、ITモラル、プレゼンテーション力など、情報社会を生き抜くためのスキルを高める授業を展開していきます」と強調しました。

 2019年度入試は、1期(2月1日午前)と2期(1日午後)は18年度と同様ですが、これまで3日午前に行っていた3期は3日午後(14時50分~)に移動します。この3期は4科、3科(国算英)、1科(英語+英語による面接)から選択できますが、3科の英語は英検®4級程度、1科の英語は準2級~2級程度と、出題される問題の難度が異なります。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
JR東海道線・横須賀線・根岸線、湘南モノレール「大船」駅よりバスで5分。正門の右手にあるカフェテリアは、下校時にはバスを待つ生徒たちの憩いの場となります

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