受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

帝塚山中学校

2018年9月17日(月・祝)

男女の特性を考慮した「男女併学制」 多彩なコースで個々に適した教育

 初代校長である森礒吉先生の「子どもや若い人は学園の宝」ということばを教育理念とし、高い人間力を持つ生徒の育成をめざす帝塚山中学校・高等学校。その最大の特徴は、別学と共学の良さを取り入れた「男女併学制」にあります。これは男女が別クラスで学び、行事や課外活動は合同で行うというものです。

 この日、あいさつに立った入試対策部長の松倉博幸先生は、「特に中学では、男子と女子とで成長の度合いや得意・不得意分野が異なるため、両者を分けて授業を行い、それぞれの特性を考慮したアプローチをすることが効果的です」と話します。そして、男女の成長がそろってくる高校からは、一部の授業は合同で実施します。

 コース・クラスも細かく分かれており、中高一貫生の場合、男子には「英数コース(スーパー理系選抜クラス・英数クラス)」を、女子には「英数コース(スーパー選抜クラス・英数クラス)」「特進コース」を中1から設置。各自の目標や能力に合わせたきめ細かい教育を実現しています。

 カリキュラムについては、すべてのコース・クラスとも国公立大学への進学に対応したものになっています。高3の長期休暇中には、教科別・志望別に細かく分かれた大学受験向けのセミナーを80講座以上開講しており、難関大学や医歯薬系大学の受験対策も万全です。

 大学と連携して行う高大連携のプログラムも豊富で、京都大学の教員による特別講義や、現役大学生によるキャンパスツアーなども実施しています。こうした環境下で進学へのモチベーションを高めており、今春は東京大学に4名が現役合格しました。京都大学には既卒生を含めて19名が合格し、国公立大学への合格者は、合わせて209名でした。

高い人間力を培うため、 行事やクラブ活動にも力を入れる

 続いて、学校行事やクラブ活動についての話がありました。同校では、豊かな人格形成のために、知識だけでなく、学校行事やクラブ活動も重要であると考えており、積極的な参加を奨励しています。中学生はいずれかのクラブへの所属が必須で、ほぼ毎日活動しているクラブも多くあります。なかでも、ギターマンドリンクラブやダンス部が実績を残していますが、近年では理科部ロボット班の活躍も目立ちます。今年はカナダで行われたロボットの世界大会「ロボカップジュニア」で優勝しました。

 また、国際理解教育にも力を入れています。海外研修としては、キャンプと語学研修を体験するアメリカ・シアトルでのプログラム(中3の希望者対象)のほか、男子にはハワイで実験・観察を行う「海外サイエンスキャンプ」が、女子にはシンガポールを拠点に、アジアの文化を英語で学ぶ体験型語学研修「アジアスタディツアー」が用意されています。

 2019年度の入試要項に関しては、若干の変更点があります。女子英数クラスは2クラスから3クラス、女子特進コースは3クラスから2クラスの募集に変更となります。

 最後に、松倉先生から入試対策として「スーパー選抜は年々難度が上がっています。点数配分の多い算数と国語に苦手を作らないように、しっかりと対策してください」とのアドバイスが送られました。

イメージ写真

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