受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

大宮開成中学校

2018年10月25日(木)

能動的な学びを通し、確かな発信力と社会貢献への意欲を養う

 校訓「愛・知・和」の下、21世紀を担う国際感覚豊かなリーダーの育成をめざす大宮開成中学・高等学校は、東大をはじめとする国公立大学、難関私立大学、医学部への高い合格実績を誇る進学校です。

 あいさつに立った教頭の松﨑慶喜先生は、「これからの時代、多様なニーズを把握し、正解のない時代を生き抜くための『納得解』を導き出す力が重要になります。本校では、その力を身につけるための『能動的学び』の仕掛けを展開しています」と話し、生徒の能動性を育む三つの取り組みを紹介しました。

 一つ目は、英語教育です。授業で4技能の向上を図るとともに、フィリピン人講師にマンツーマンで指導を受けるオンライン英会話授業やスピーチコンテストなど、発表・発信の場を豊富に設け、学習意欲を高めています。中3生の英検®準2級の合格率が80%超というのもその成果です。

 二つ目は、プレゼンテーション教育です。学年ごとに与えられた探究テーマに沿って、5~6人のグループ単位で研究を行い、年度末にはその成果を全生徒の前でプレゼンテーションします。この取り組みでは、仲間と協働しながら研究を進めていく過程で、能動的な学びの姿勢を身につけ、論理力・発信力を習得すると同時に、社会貢献への意欲を芽生えさせることを目標としています。

 三つ目は、体験活動です。中学では、体育祭や文化祭などの学校行事の企画・運営に生徒が携わり、学年の枠を超えて交流を深めます。また、「自主体験課題」として博物館や美術館の見学、ボランティア体験などを課し、生徒の視野を広げます。

 次に、校長の山中克修先生が同校の教育について説明しました。「私立大学の難化が進むなか、真の学力を身につけることが重要です。中高一貫校は、安定的・継続的・計画的に教育ができることがメリットです」と話します。さらに、同校が「面倒見の良い学校」として知られていることにも触れ、「わたしたちが育てたい力は、みずから取り組む力です。多くの人に支えられているという認識を持ち、保護者の方を尊敬している生徒は伸びていきます」と続けました。山中先生は「本校の教員は、子どもたちを成長させるという熱い情熱を持って生徒の前に立っています。人を思いやる気持ちを育てながら、主体的・対話的な学びができる力を養っていきます」と結びました。

 2019年度入試については、類型称を「英数特科コース」に一本化することが伝えられました。ただし、入試での合格ラインは「T合格」と「S合格」があり、入学後はそれぞれ英数特科コース「Tクラス」「Sクラス」に編成されます。入試は1月10日・12日・14日、2月4日の4回あり、このうち1月12日の特待生選抜入試の合格者には、中学3年間の授業料相当額が給付されるとのことです。さらに、「S合格」3回で「T合格」となる制度も用意されています。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真
約200席の自習室を併設する新図書館のほか、三つのグラウンド、音楽専用練習棟など施設も充実。間もなく新体育館も完成・開館します

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