受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

北嶺中学校

2018年10月27日(土)

充実した学習支援体制の下、国公立大学や医学部の進学実績を伸ばす

 北海道札幌市郊外にある北嶺中・高等学校は、「めざすなら高い嶺」をスローガンに掲げ、少数精鋭のリーダー育成教育を実践する男子進学校です。難関大学や医学部医学科への高い合格実績で知られ、2018年度(卒業生123名)は既卒生を含めて、東大に13名、医学部医学科は国公立大学に40名、私立大学に24名が合格しました。

 東京・代々木にあるサピックス国際教育センターで開催された説明会では、校長と寮監長を兼務する谷地田穣先生が登壇。初めに2019年度入試について説明しました。入試日程は1月8日で、会場は札幌(本校)・旭川・函館・釧路・帯広・仙台・東京・名古屋・大阪の計9か所です。また、受験区分は専願・併願・一般受験の三つに分かれ、それぞれ合格ラインが異なります。事前に学校見学に訪れ、そこで発行された「学校見学証明書」を持っていれば、東京会場でも専願もしくは併願での受験が可能となります。一方、学習支援体制を整えた生徒寮「青雲寮」の定員は1学年40名です。出身地域は考慮されるものの、基本的には入試での成績上位順に入寮できることになっています。谷地田先生は「入寮を希望する場合は、専願でも過去問で6割以上を解けるようにしておいてください」とアドバイスしました。

 学習面については、1学年120名程度という小規模校ならではのきめ細かい指導体制の下、6年間の英・数・国の授業時間は公立校の約1.6倍を確保し、週6日制の独自のカリキュラムで基礎学力の充実を図っています。放課後や長期休暇中には、中2以上を対象とした講習が行われるほか、英検®・TOEFL・漢字検定・論理文章能力検定・数学検定といった検定試験にも中1から全員が挑戦します。

 世界で活躍するリーダーの育成をめざす同校では、独自のプロジェクトを推進し、主体的な学びの姿勢を培うと同時に、資質として求められる思考力・判断力・表現力を高めています。「G(グローバル)プロジェクト」では、ハーバード大学とマサチューセッツ工科大学で特別プログラムを受講するほか、英語でのディスカッションやプレゼンテーションなどを行う海外修学旅行(高1)、京都大学で学ぶ外国人留学生と巡る京都・奈良研修旅行(中3)、北海道大学で学ぶ外国人留学生による英語ワークショップ(寮生のみ)などを実施し、異文化理解を深めます。「S(サイエンス)プロジェクト」では、JAXA(宇宙航空研究開発機構)研修やNASA(アメリカ航空宇宙局)研修など、科学分野に特化した3か年研修プログラムを用意しています。「L(ロースクール)プロジェクト」では、中1〜高2の全生徒を対象に、法律に関連する幅広いテーマの授業を行い、講演、ワークショップ、プレゼンテーション、模擬裁判なども実施します。このような取り組みを通じて多角的に物事を観察し、議論をするために必要な「リーガルマインド」を身につけ、法学への理解を深めます。このほか、医学部進学に特化した「M(メディカルスクール)プロジェクト」では、医師セミナーへの参加、大学病院の見学、訪問診療研修、離島でのへき地医療について学ぶ「Dr.コトーキャンプ」など、多彩な医療研修を体験します。

 最後に、全校生徒の3人に1人が入寮している青雲寮についても説明がありました。寮では寮生と共に生活する14名の寮教諭のほか、医師や医学部生など20名以上のチューターも学習サポートに当たります。また、毎月、温泉プール遠足やボウリング大会など、寮生向けのレクリエーション行事が開催されます。谷地田先生は「本校の寮生たちは、一つの家に住む家族、兄弟のような関係です。ぜひ、学校や寮での充実した生活ぶりをご覧ください」と笑顔で話しました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

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