受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

聖徳大学附属女子中学校

2018年11月14日(水)

2019年度より二つのコースを新設。「聖徳流21世紀型スキル」の育成をめざす

 聖徳大学を擁する学校法人東京聖徳学園が、学園創立50周年を記念し、1983年に創設した聖徳大学附属女子中学校・高等学校は、聖徳太子の教えにある「和」を建学の精神に掲げ、「礼節・知育・勤労」を柱とした人間教育を重視しています。iPadを活用した最先端のICT教育を積極的に取り入れており、2019年度からは探究学習を主軸とする「S(スーペリア)探究コース」と、英語を主軸とする「LA(ランゲージ・アーツ)コース」という二つのコースを新設するとともに、大学入試改革を見据えた新カリキュラムを導入します。

 説明会の冒頭、副校長の大野正文先生は、新設するコースの詳細を説明しました。両コースとも、これからの社会で求められる学力の3要素「基礎・基本の力(知識・技能)」「考える力(思考力・判断力・表現力)」「自分を成長させる力(主体性・多様性・協働性)」を伸ばすことを目標としています。そのうえで、「S探究コース」では、全教科で協働・ICTを取り入れた探究型授業を展開し、さらに「探究科」という新しい科目を設置します。生徒は探究ゼミに所属し、それぞれ興味・関心を持ったテーマに沿って情報の収集・分析をして、最終的に論文作成・研究発表を行います。課題解決の循環プロセスのなかで、「学びの質の向上」を図り、主体的に「学び続ける力」を育成することをめざしているそうです。

 一方、「LAコース」では、異文化理解を含めた言語スキルの獲得を通じて、グローバルな課題を解決する力を育成すると同時に、多様な進路の実現をめざします。Speaking力をCommunication力とPresentation力の2領域に分け、英語5領域を重視したカリキュラムで実践的な英語力を身につけるのが特徴です。大野先生は「異性の目を気にせずに過ごせる女子校だからこそ、伸ばせる表現力があるのではないかと考えています」と話します。LAコースでは、中学入学前の3月に、3日間の「入学前英語研修」を実施するほか、文化祭での英語劇や中3でのオーストラリア修学旅行などをカリキュラムに取り入れるそうです。

 大野先生は、「いずれのコースにおいても、探究学習と英語学習を本格的に展開していきます。そして、ICTを活用した『主体的・対話的な学び』と、小笠原流礼法で磨く『和の精神』を融合させ、他者と信頼関係を築き、協働することから新たな知恵や知識を創造する『聖徳流21世紀型スキル』を習得させていきたいと思います」と結びました。

 最後に、2019年度入試について説明がありました。12月1日に行う第一志望入試の試験科目は、従来の2科・4科に加えて、3科(国・算・英)も選択できます。また、1月20日午前に行う第1回午前入試は、S探究入試・LA入試ともに2科・4科選択ですが、コースによって問題の一部を別にして実施するとのことです。そして、S探究コースを対象にした1月20日の第1回午後入試では、適性検査型Ⅰ・Ⅱ・Ⅲを実施します。LAコースを対象にした1月22日午後の第2回午後入試では、英語入試(リスニング・会話テスト)と音楽表現入試(音楽実技試験)を実施するそうです。

イメージ写真
2018年に新設されたアクティブ・ラーニングルーム。座学だけでなく、机の位置や高さを変えることで、アクティブな授業展開が可能となっています

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