受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

横浜富士見丘学園中学校

2018年11月21日(水)

2019年度より共学化。成長に合わせたきめ細かい教育で希望進路の実現をサポート

 1923年創立の日の出女学校を前身とする横浜富士見丘学園中学校・高等学校は、2019年度より男女共学化されます。説明会の冒頭、校長の駒嵜健先生は、同校の建学の精神である「真の教育は魂の教育と信ずるが故に、どこまでも修養本位・人物本位で教育せねばならぬ。」ということばに触れ、次のように話しました。「社会構造の急速な変化や、価値観の多様化が進む昨今、学校教育にも変化が求められています。その中で本校は共学化へかじを切りますが、建学の精神を継承し、これまでどおり『生徒と向き合い、魂を込める教育』を大事にしていきます」と力強く語りました。

 共学化はするものの、別学の良い面も取り入れます。基本的には男女別クラスで、高2・3の理数特進のみが男女合同クラスとなる予定です。駒嵜先生によると、「心も体も大きく変化する思春期には、学習への取り組み方や興味・関心の持ち方に男女差があるため、それぞれの特徴や成長に合わせたクラス編成で教育効果を高めるためです」とのことです。女子は高校から、私立大・文系学部をめざす「スタンダードクラス(ST)」と、国公立大・難関私立大をめざす文理総合特進クラスの「グローバル&サイエンス(G&S)」に分かれます。G&Sはさらに高2で文系特進と理数特進に分かれ、希望進路を実現します。男子は、国公立大・難関私立大理系学部・医学部をめざす「理数特進」のみです。なお、授業以外の行事、文化祭、体育祭などは男女一緒に行います。

 続いて、教務部長の陶暁子先生が、英語と数学の授業の特色について説明しました。英語教育については、中1・2の副担任に外国人教員を配置し、日常的に英語でコミュニケーションができる環境を整えています。また、中3・高1は週1回、外国人教員による「エクステンション英会話」で聞く力と話す力を伸ばします。このほか、英語を母語としない留学生たちと一緒に英語でフィールドワークやプレゼンテーションに取り組む「グローバルアイ」(中3)、2019年度から必修化する「オンライン英会話」(中3・高1)などを通して、国際社会で活躍できる英語力を養うとともに、難関大学合格力を培います。さらに、オーストラリア研修(中3女子)、西海岸大学訪問研修(中3男子)など、海外で生きた英語を学び、自己を発見するプログラムも設けるとのことです。

 数学と理科に関しては、東京理科大学とのインターンシップ協定を結び、中1・2を対象とした「チューター制度」を用意しています。理系学部への進学を希望している高2・3には東京理科大学の学生が放課後の学習をサポートする「理数フェロー制度」もあります。また、数学は、男子が週6コマ、女子が週5コマの設定で、中学3年間で高校の数Ⅰ・Aまでを学習する先取り授業を行います。高校では、理系は週6コマ以上の授業時間を確保して、遅くとも高3の夏までに数学Ⅲを学び終える予定です。一方、中学の理科は男女とも週4コマで、中3からは高校の化学基礎と生物基礎を学習します。そして、理数特進では、1回の授業を数学と理科の教員が担当する「数理横断型カリキュラム」(高2)も実施します。

 2019年度入試の日程は例年どおりですが、共学化に伴い各回の募集人員が変更され、webでの出願受付となります。2月1日午前・午後はそれぞれ女子20名・男子10名、2日午前・午後、4日午前はそれぞれ男女合計10名の募集となり、「理数特進」のみの男子は女子よりも合格基準点が高くなるとのことです。なお、「適性検査型入試」は1日午前、「未来力入試」(基礎学力テスト・課題作文・課題作業)は3日午前に実施され、1日午後は①2科(国・算)、②英語2科(英・国または英・算)、③算数1科の①~③から選択受験となります。

イメージ写真
直線200mのトラックを備えた人工芝グラウンドのほか、いつでも利用できる自習室、職員室に直結した交流ラウンジなど、充実した施設が整っています

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