受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

淑徳巣鴨中学校

2018年11月5日(月)

「気づきの教育」で生徒の可能性を引き出し、希望進路の実現を

 2019年に創立100周年を迎える淑徳巣鴨中学高等学校は、「自分を取り巻くすべての存在に『ありがとう』と感謝をする心を持ち、その感謝の気持ちを形に表す行動をとること」を意味する「感恩奉仕(かんのんほうし)」を校訓に掲げ、社会に有為な人材の育成をめざしています。

 説明会の冒頭で、中学教頭の目黒桂一先生は「現在の日本の教育で最も重視されているのは、生徒たちの潜在的な可能性を引き出し、それを十分に発揮できる環境を与え、支援していくことです。本校は『気づきの教育が叡智の包みをひらく』という教育方針の下、たくさんの『気づき』のきっかけをつくるために、多彩なプログラムを設けています」と述べました。

 たとえば、中学段階では、ネイチャーガイドの案内を受けて、自然や命について学ぶ「フレッシュマンキャンプ」(中1)、自己を見つめ直し、未来を見据える「自分史ワーク」(中1)、身近なテーマで動画を作成し、表現力や伝達能力を磨く「ムービーワーク」(中2)などのプログラムを通じて、生徒たちはさまざまな「気づき」を得ます。そして、具体的な将来設計を描くヒントとして、社会の第一線で活躍するさまざまな業界の人たちや、東京大学をはじめとする大学の先生方を講師に迎え、「スポンサー講座」を実施しています。企業見学なども行っており、これまでに、グーグル・ジャパンやマイクロソフト東京本社などを訪ねました。こうして、職業への理解を深め、これからの世の中の動きを知ることで、自身の進路決定に役立てているそうです。

 国際理解教育については、複数のネイティブ講師が常駐し、いつでも英会話ができる環境を整えているほか、レシテーション大会なども実施し、総合的な英語力を養成しています。ほかにも、ネイティブ講師とオールイングリッシュで生活し、海外生活を疑似体験する「イングリッシュキャンプ」(中2)、ホームステイをしながら異文化に触れるアメリカ修学旅行(中3)やイギリス修学旅行(高2)、現地の文化に触れながら、アクテビティーを通して英会話を学ぶオレゴンサマーキャンプ(中1~高2希望者)など、多面的に英語に触れる機会がたくさん用意されています。

 学習指導については、5学期制を採用し、約2か月ごとに定期テストを実施しています。頻繁に振り返り学習を行い、定着度を確認することで、基礎力の底上げを図ります。また、日々の学習・生活や今後の目標を記録した「チャレンジノート」を提出し、自学自習の習慣と主体的に学ぶ姿勢を身につけます。さらに、基礎から発展的な内容までを少人数で学習する「BSC(ブライト・スタディ・クラブ)」という講座を開講しており、定期試験2週間前から土・日には、同校出身の大学生チューターが学習をサポートする「SSC(サタデー・サンデー・クラブ)」を実施するなど、フォロー体制は万全です。

 同校では各自がレベルに合わせて効果的に学習を進めるため、最難関国立大学・最難関私立大学をめざす「スーパー選抜コース」と、有名私立大学をめざす「特進コース」の2コース制を敷いています。このうち特進コースでは、一人ひとりの学習到達度に合わせた、きめ細かい学習指導で基礎の定着に注力しています。スーパー特進コースでは、思考力・判断力・表現力を伸ばすことがより重視されています。

 最後に、入試広報部長の石原克哉先生が2019年度入試について説明しました。「スーパー選抜コースの入学者全員に奨学金を給付しています。奨学金の種別は成績順に決まります。ぜひ、スカラシップ入試にチャレンジしてください」とメッセージを送りました。

イメージ写真
文武両道を奨励する同校では、部活動も盛んです。2018年アジア競技大会の競泳女子で6冠を達成した池江璃花子選手は同校の水泳部に所属しています

https://www.shukusu.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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