受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

細田学園中学校

2018年12月5日(水)

「日本一の次世代型進学校」をめざし、新たに中学校を開校

 前身の細田裁縫女学校以来、長く女子校として地元で親しまれていた埼玉県志木市の細田女子高等学校が共学となり、細田学園高等学校と校名を変更したのは1999年のことです。それから20年が経過した2019年4月、いよいよ中学校を開校します。

 この日、あいさつに立った校長の新井健志先生は「現在、世界は急速に変化していますが、子どもたちにはこの変化を恐れず、楽しんでもらいたいと願っています。そのためには成功や失敗を繰り返しながら、さまざまな体験を積む必要があるのです」と話します。めざしているのは「日本一の次世代型進学校」です。「中高6年間という人生で最も多感な時期にたくさんのdots(原体験)を得るべき」という考えの下、質・深さ・幅の三つの特徴を考慮した独自の「dots教育」を展開するとのことです。副学園長の持田直人先生は、「本校では、これから中学受験に臨む子どもたちが社会に出る2040年ごろの社会を意識し、教育改革を進めています。近い将来に求められる三つの能力『未来創造力』『国際力・英語力』『人間力』を6年間で養います」と語ります。

 同校の特徴は、週6日制のカリキュラムで、公立校より週5時間多い授業時間を確保し、独自の学びの手法として「DITO」メソッドを採用している点にあります。この「DITO」は、学びを深めていく際のDefine(定義する)→Input(入力する)→Think over(熟考する)→Output(出力する)という一連の行為を繰り返し行うサイクルから、それぞれの頭文字を取った造語です。持田先生は、「授業をはじめ、体験学習、行事、部活など、あらゆる場面でこの仕組みを用います」と説明しました。

 たとえば、理科と社会ではDITOに沿った協働型授業を週7時間実施し、生徒がみずから課題を設定して、調査・議論・発表を行います。生徒の思考を深め、議論を活発化させる役割を担うのは、ファシリテーターを務める教師陣です。そのため、同校では、大学や企業での勤務経験を持つ、多様な人材を集めているそうです。

 英語教育については、高3までに、国際的な言語能力指標であるCEFRでB2(海外大学への進学が可能とされるレベル)に達することを目標に、習熟度別・少人数制授業を展開しています。高校では、生徒約7人を1人のネイティブ講師が指導し、コミュニケーション力を養う授業があるほか、オンラインでのマンツーマン英会話を週5日、毎朝行っています。持田先生は、「高3生の6割以上が、TEAP(英語運用力測定テスト)を使ったMARCHレベルの難関私立大学入試で、英語試験が免除となるほど高いスコアを獲得しています」と、その成果が実証済みであることをアピールしました。また、英語力をさらに向上させる実践の場として、希望者全員が利用できる中長期の留学制度も整備しており、海外大学進学に向けたサポート体制も万全とのことです。

 初めてとなる中学入試は、一般入試・dots入試(適性検査型入試)・特待生入試・帰国生入試の4区分があります。「難易度は回によって異なりますが、1月10日午後に大宮会場で実施する特待生入試は、県内で最も骨のある出題にしたいと思います。都内最難関校の受験予定者にとっても手応えのある内容なので、ぜひ挑戦してください」とアピールしました。

イメージ写真
2015年に完成した新校舎には、最先端の実験設備を導入した「サイエンスラボラトリー」など、次世代型教育を実現するための教育環境を整えています

https://hosodagakuen.jp/juniorhighschool/ 別ウィンドウが開きます。

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