受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

中村中学校

2019年5月20日(月)

少人数ならではの手厚いサポートで、一人ひとりの「伸びたい」という気持ちをかなえる

 今年、創立110周年を迎えた中村中学校は、校訓に「清く、直(なお)く、明るく」を掲げ、明るく伸び伸びと気さくで飾らない校風で知られています。江東区の清澄庭園に隣接する地上7階・地下1階建ての近代的な校舎には、最新のICT教育機器が完備し、オープンテラスや庭園を一望できるコリドール(空中図書館)もあって、快適な学習環境となっています。

 あいさつに立った校長の永井哲明先生は、「本校の生徒は、伸び伸びとしていて飾り気がないのが特徴です。ありのままの自分でいられる場所だからこそ、真の友だちができ、先輩や後輩との深い人間関係が自然に築かれていくのです」と語りました。

 続けて、永井先生は「学力はもちろんのこと、独りで生き抜いていく土台となる力『智力』も6年間で養います」と話しました。これは校訓に込められた「自分に正直に誠実に(清く)、どんどん吸収して(直く)、やりたいことに挑戦する(明るく)」に重なるそうです。また、同校が最も大事にしていることとして、「人と人とのつながり」を挙げ、アットホームな環境と生徒・教員・保護者の距離の近さを強調。「生徒一人ひとりの『伸びたい』という気持ちを大切にし、少人数教育ならではのきめ細かいサポートで、それぞれが何をすべきかを考えさせていきます」と結びました。

 具体的な教育内容については、入試対策部副部長の中嶋政太先生が説明しました。同校では基礎となる「認知型学力」に加えて、これからの社会では「非認知型智力」を身につける必要があるとして、四つのキーワードで「智力」を養う取り組みを進めています。一つ目は「Local」と「Global」の二つの視点を併せ持つ「Glocalな地球市民」をめざすプログラムです。その具体的な取り組みとして、中1で実施する、地元の歴史や文化を学ぶ「深川めぐり」と、そこで学んだ知識を土台とし、海外の方に深川を英語で紹介する中2の「国内Summer School」が挙げられました。また、海外サマースクール(中2・3の希望者対象)や高校の国際科で義務づけられている約1年間の留学についても紹介。文部科学省の「トビタテ! 留学JAPAN」では、制度開始以来、5年連続同校の生徒が日本代表に選出されているそうです。

 二つ目のキーワード「Coordinative Leadership」では、人間関係力を養います。グループワークやクリティカルシンキングで人との関わり方や多面的な物の見方を学びます。そしてそれを行事等で実践して、調整型リーダーシップを養成していきます。三つ目は「Creative Output」。5年間で100本の小論文やレポートを作成する「100本表現」や、キャリア教育での職場体験レポート、iPadのKeynoteを活用したプレゼンテーションなどを通じて、「思考判断して文字化する力」を育てています。四つ目の「Self-government」では、中村独自の取り組み「You Teach」やアクティブ・ラーニング型授業による主体性の育成、「能率手帳スコラ」を活用したPDCA(Plan→Do→Check→Act)サイクルの定着をめざします。

 最後に、進学実績と入試についての説明がありました。今年度の4年制大学への現役進学率は過去最高の88.7%となり、GMARCH以上の大学への進学実績も年々伸び続けています。また、入試については、2020年は特待生入試が2回から4回に増えることが伝えられました。中嶋先生は、「さまざまな入試で入ってきた得意分野の違う生徒たちが切磋琢磨して伸びるシステムを用意しています。ぜひ、中村で充実した6年間を過ごしてください」とメッセージを送り、説明会は終了しました。

イメージ写真清澄白河駅から徒歩3分の清澄庭園を望む校舎。都会にありながら四季折々の自然を感じられる穏やかな環境が魅力です

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