受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

日本女子大学附属中学校

2019年5月14日(火)

自然豊かな「森の中の学校」で自己表現力・行動力を育む

 1901年開校の日本女子大学校附属高等女学校を前身とする日本女子大学附属中学校。あいさつに立った校長の町妙子先生は、大学と合わせて約29万平方メートルの広大な敷地を誇る同校について、「森の中の学校」と表現しました。実際、理科では観察や植物採集、美術では敷地内の樹木を写生するなど、恵まれた環境の中で多彩な授業が展開されています。

 続けて、町先生は同校の歴史や学校での生徒の様子を紹介しました。創立者である成瀬仁蔵が唱えた「自念自動」の精神は、「自ら考え、自ら学び、自ら行う」という教育目標として受け継がれています。

 中学では基礎学力を育み、高校では基礎を土台に、各自の興味・関心に合わせて学びを深めます。また、自治活動を「学習と並ぶ学校生活の柱」と位置づけ、中学生と高校生が別々に学校行事や委員会活動を行うことで、主体性と行動力を養います。町先生は「自治活動に熱心に取り組むことで、社会に出たときに役立つリーダーシップやマネジメント能力が身につきます」と話しました。

 大学進学については、今春は卒業生374名のうち、78名が東京大学をはじめとする他大学へ進み、278名が日本女子大学へ内部進学しました。医学部や法学部など、日本女子大学にない学部を志望する場合は、内部進学の権利を保持したまま受験できる併願制度も用意されています。町先生は「これからの社会で求められる『変化に柔軟に対応できる力』『情報を正しく読み取る力』『異質なものを受け入れ、助け合う力』を育て、多様な選択肢の中から納得できる進路を実現できるよう、手厚くサポートしていきます」と結びました。

本物に触れる機会を重視し充実したカリキュラムを展開

 説明会の後半は、中学のカリキュラムの紹介です。国語ではさまざまなジャンルの作品に触れ、スピーチ・作家研究・討論・創作などを通じて自己表現力を高めます。数学では論理的思考力や問題解決能力を身につけるため、答えを導く過程を重視。中1と中3では少人数制授業も行っています。理科では同校の自然環境を生かして年間40回以上の実験・観察を行い、本物に触れることで科学的な考察力を養います。社会科でも同様に本物に触れる機会を重視し、裁判所見学や鎌倉での校外授業を通して社会的事象の本質的な理解を深めます。一方、英語では、生徒が英語への興味と努力を持続し、楽しみながら4技能を高めていけるよう、実体験を重視した活動を取り入れています。教科書の内容は2学期までに終わらせ、3学期には英語劇やディベートなどで表現力を鍛えます。

 最後に、教頭の椎野秀子先生が2020年度入試について説明しました。来年度から合格発表の方法が変更となり、入試当日(2月1日・3日)の夜にインターネットで発表されます。なお、入試の詳細については、11月16日に開催される入試問題解説会(6年生対象)で説明されるそうです。

イメージ写真 バイオリンの授業や、音楽会、能楽鑑賞会などの年間行事を通して、豊かな感受性を育てていきます

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