受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

青山学院中等部

5月17日(金)

「教科センター方式」を採用し知性と感性を刺激する教育を展開

 明治初期に米国のメソジスト派の宣教師が創立した三つの学校を源流とする青山学院は、プロテスタントの教えに基づく全人教育を実践しています。2017年には中等部の新校舎が竣工し、今年の9月には中等部専用のテニスコートも完成します。

 説明会の冒頭で中等部部長の敷島洋一先生は、2017年から採用している「教科センター方式」について説明しました。教科ごとに設けられた専用のフロアに教室と教員室を配置し、すべての授業が教科専用の教室で行われ、生徒たちは時間割によって専用教室に移動します。また、専門教室に隣接する「メディアスペース」には歴史的資料や生徒の作品などが展示され、自主学習はもちろん、クラスや学年を超えた生徒同士の学び合いや、生徒と教員をつなぐ交流の場として活用されているそうです。

 敷島先生は、「本校では、『将来、異なる文化や考えを持つ世界の人々とどのように協働し、平和な社会に貢献していくのか』という観点から、将来を長期的に見据えた教育を行い、それぞれの生徒の発達段階に応じて、知性と感性に刺激を与え続けるような学びを展開していきます」と結びました。

毎日15分間の礼拝を通じて人間的な成長をめざす

 続いて、広報委員長の小川広記先生が教育の特色について説明しました。キリスト教信仰に基づく教育を実践する同校では、毎日2時限と3時限の間に15分間の礼拝が行われ、生徒が壇上に立って心のうちを話す機会も設けられています。小川先生は「礼拝を通じて自己と向き合い、『自分は神からの賜物を与えられた、かけがえのない存在なのだ』と気づくことができれば、他者のことも尊重するようになり、人間的にも成長していきます。中等部としても最も大切にしている時間です」と話しました。また、4月のイースター礼拝、5月の母の日・家族への感謝の日礼拝、12月のクリスマス礼拝など、季節ごとの礼拝行事も催されます。

 また、青山学院大学と連携し、大学の雰囲気を体感することで学習意欲の向上を図っています。具体的には、学生チューターが常駐する「スタディルーム」を放課後に開放しているほか、毎週水曜日の昼休みには「チャットルーム」を設け、同大学で学ぶ世界各地からの留学生と異文化交流を行っています。さらに高等部生には、青山学院大学専門職大学院の教員による学問入門講座を開講しているほか、成績の基準を満たし、審査を通った高等部3年生に対しては、学部の授業の履修も認めています。

 「問い続ける学びの場」をコンセプトとした新校舎についての説明もありました。その最大の特徴は、「教科センター方式」を採用していること。加えて、電子黒板やタブレットを活用した、思考力・表現力・協働力を養成する授業も数多く行っているそうです。小川先生は「誰かに教わるのではなく、自分たちから問い続け、学び続けることができる場所になっています」と強調しました。

 最後に、教頭の浦田浩先生から2020年度入試について説明がありました。例年の入試日である2月2日が来年は日曜日に当たるため、3日に実施し、応募者数に応じて会場の変更も検討しているそうです。浦田先生は「算数での得点が合否を左右します。試験内容については大幅な変更点はありません。過去問にきちんと取り組むことが大切です」とアドバイスしました。

イメージ写真 2018年11月に「メディアセンター」として生まれ変わった図書館。「知のハブ」として、学びを深めるスペースとなりました

www.jh.aoyama.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ