受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

城北中学校

2019年6月1日(土)

充実した学習環境で勉学とクラブを実践し、優れた人間性と高い教養を持つ人材を育てる

 行事などの体験から学び、確かな学力と豊かな人間性を養う教育を実践している城北中学校は、東京23区内にありながら約4万㎡の広大なキャンパスを持つ男子進学校です。生徒たちは恵まれた環境の中、学習はもちろん、部活動や学校行事にも熱心に取り組み、充実した学校生活を送っています。

 説明会の冒頭で、校長の小俣力先生は、「1941年の創立以来、本校は一貫して教育目標である『人間形成と大学進学』に力を入れています。これまでに約3万5000人の卒業生を送り出し、優れた人間性と高い教養を持つ人材を育ててきたと自負しています」とあいさつ。同校では主要教科はもちろん、体育や芸術などの実技教科も重視しています。部活動も盛んで、水泳(水球)部・自転車競技部・少林寺拳法部・弓道部などは関東大会に進むほどの強豪として知られています。運動部は23部、文化部は25部あり、それぞれの個性に合った居場所がある環境だといえるでしょう。「仲間と一緒にいろいろなことに取り組み、成功や失敗を通じて、リーダーシップや協調性、思いやりの力などを培ってほしいのです。三つの校訓『着実』『勤勉』『自主』の下、自由で伸びやかな男子校でありたいと考えています」と結びました。

 続いて、具体的な教育内容の説明がありました。同校では、中高6年間を「基礎期(中1・2)」「錬成期(中3・高1)」「習熟期(高2・3)」の3期に分けています。「基礎期」では、基本的な生活習慣と基礎学力の定着を目標とし、学習の遅れ気味な生徒には補習も行って、中学3年間の内容をほぼ学び終えるカリキュラムとなっています。続く「錬成期」は、「自主的な学習習慣の確立と、将来の職業を意識した学び」が目標です。中3から選抜クラスを1クラス設置し、高1から2クラスに増やすことで、中高一貫教育で中だるみしがちな生徒の自覚を促しています。「習熟期」を迎える高2以降は、文系・理系に分かれたクラス編成となり、文理それぞれに選抜クラスも設けられます。そして高3になると、私立文系をめざす文Ⅰ、国公立文系をめざす文Ⅱ、私立理系をめざす理Ⅰ、国公立理系をめざす理Ⅱの4コースに分かれ、主要教科では演習中心の授業が行われます。

 授業では、全教室に設置されたモニターや、タブレットなどのICT機器を活用し、生徒たちの課題解決力や表現力を高める一助としています。

 英語力や国際感覚を磨く機会も数多く用意されています。昨年度は3日間を英語のみで過ごす「イングリッシュ・シャワー」(中1~高1の希望者が対象)には40~60名が参加。オーストラリア語学研修(中3・高1の希望者対象)には125名が行きました。新たに昨年度から始まった3か月のターム留学(高1の希望者対象)は、12名がアメリカ、カナダ、オーストラリアなどの提携校へ向かいました。

 こうした取り組みが実を結び、今春の大学入試結果は東大合格者が12名(うち現役7名)、東工大8名(同5名)、一橋大11名(同8名)、慶應義塾大99名(67名)、早稲田大168名(103名)となりました。

 中学入試については、大きな変更はありません。出願はすべてインターネットで行い、2日と4日入試については、前日23時まで出願可能です。入試の出題傾向については「国語は小説読解と漢字問題が9:1です」などといった具体的な内容も伝えられました。「11月23日と30日の入試説明会で詳細な説明をするので、予約のうえお越しください」とのことでした。

イメージ写真 授業の前に、姿勢を正して呼吸を整える「静座」を行うのが創立以来の伝統。キャンパスには、広々としたグラウンドや室内プール、蔵書約6万冊の図書館、中学生も利用できる食堂などが整っています

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