受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

明治大学付属明治中学校

2019年6月17日(月)

将来につながる実践的な教育プログラムを展開し、明治大学の核となる人材を育てる

 明治大学付属明治高等学校・中学校の歴史は、1912年に明治大学直系の付属校として神田駿河台の明治大学構内に設立された旧制明治中学校に始まります。2008年に調布市に移転すると同時に共学校となりました。大学付属校ならではの特色を生かし、高大連携プログラムやキャリア教育など、将来につながる実践的な教育プログラムを展開しています。

 説明会の冒頭、副校長の粟野哲也先生は建学の精神に触れ、「創立以来、一貫して『質実剛健』『独立自治』の二つを継承する一方、時代のニーズに応える教育を実践してきました。積極的な教育改革が今、実を結びつつあります。本日の説明会では、基礎学力を着実に築く教育システム、明治大学と連携したキャリア教育、そして、何よりの誇りである生徒の様子にぜひ注目してください」と述べました。

 続いて、中学教頭の北村純先生から具体的な教育内容の説明がありました。中学では国語・数学・英語・理科・社会の5教科の指導に十分な時間を確保し、英語・数学については、学習の遅れがちな生徒に対して7時限目に補習講座を設定するなど、基礎学力の定着をめざした指導を徹底して行っています。

 特に力を注いでいる英語は、少人数制や習熟度別授業を含め、週7時間実施しています。多読を推進し、6000冊以上の英文書籍をそろえているほか、「スピーチコンテスト」(中3・高1)、「イングリッシュ・プレゼンテーション」(高2・3)といった実際に英語を使う機会が用意されています。また、イングリッシュキャンプなどの国内語学研修や海外研修に参加することもできます。今年からは明治大学への推薦が内定した高3生を対象とする、ヨーク大学3か月研修が始まりました。北村先生によると、「今期の研修生たちは、ヨーク大学から高い評価を得ました」とのことです。なお、併設の明治高校への英語に関する推薦基準は、英検®準2級1次試験合格以上となっています。

 明治大学との高大連携プログラムも充実しています。長期休暇中には「集中講座」として、簿記資格取得に向けた「簿記講座」、模擬裁判に参加する「法曹入門講座」、生田キャンパスで各種実験を行う「理科実験講座」など、さまざまな講座を開講しています。また、明治大学の教員が毎週2時間、年間を通して授業を行う高2対象の「高大連携講座」、取得した単位が明治大学の学部単位として認定される「プレカレッジプログラム」などもあります。北村先生は、「今年の明治大学の卒業式では、3学部で本校の卒業生が卒業生総代を務めました。大学進学後を見据えた教育で、明治大学の核となる学生を育成しようとしてきた成果です」と話しました。

 今春は、卒業生の84%が明治大学に進学しました。なお、国公立大学および大学校については、明治大学の被推薦権を保持したまま併願受験することが認められています。一方、私立大学を受験する場合は、希望する明治大学の学部・学科ごとに条件が異なりますが、多くの学部・学科で他大学の併願が可能だそうです。

 このほか、学校生活についても説明がありました。中学では1クラスの生徒数は35名程度で、先生と生徒の距離が近いことが特徴です。職員室前のスペースには円いテーブルが並び、質問や相談のしやすい環境が整っています。生徒たちは行事やクラブ活動も大いに楽しんでおり、「部活動を休みたくない」という気持ちから、「指名補習などを受けないようにしっかり勉強しよう」とするといいます。

 最後に、広報主任の河村弘祐先生から、2020年度入試の説明がありました。入試は2月2日午前と3日午前の計2回です。入試別の定員に変更はないものの、2020年度から男女別の募集定員を設け、男女比もこれまでの6:4(男子:女子)から、5:5(男子:女子)に変更する予定とのことです。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 校舎は6メートル幅の廊下や吹き抜けのエントランスなどゆとりある空間。全面人工芝のグラウンド、二つの体育館、1450名収容の講堂なども整っています

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