受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

八雲学園中学校

2019年6月24日(月)

人間性を育む独自の国際教育で、次世代のグローバルリーダーを養成

 1938年の創立以来、英語教育を根幹とした総合的な人間教育を実践してきた八雲学園。2018年度より男女共学となり、これまでの伝統を守りながらも時代の変化に対応した新しい環境で、独自のグローバル教育を展開しています。特に、国際感覚を身につけるためのレベルの高い英語教育には定評があり、1994年にアメリカ・カリフォルニア州サンタバーバラに建設した海外研修センター「八雲レジデンス」での研修や、名門イェール大学との交流が行われています。また、世界50か国の私学約180校が所属する国際私立学校連盟・ラウンドスクエアにも加盟しています。

 説明会は、同校の海外研修プログラムを紹介するDVDの上映から始まりました。続いて登壇したのは高2の女子生徒です。高1を対象とする海外研修「9カ月プログラム」に参加した感想を、流暢な英語でプレゼンテーションしました。このプログラムでは、出発の3カ月前から事前学習を行い、カリフォルニア大学サンタバーバラ校で3カ月の寮生活を体験しながら、現地の特別講師から指導を受けます。そして帰国後の3カ月間も事後学習に取り組むことによって、語学力と表現力、さらには豊かな人間性を身につけます。プレゼンを担当した生徒は、5年前、こうした学校説明会で、先輩たちが英語でスピーチする姿にあこがれて同校に入学し、英語に力を入れて勉強したとのこと。「今年10月、インドで開催されるラウンドスクエア国際会議に参加します。世界で活躍できる力を身につけるために、この国際会議でたくさんのことを学んできます」と堂々としたスピーチを披露し、会場からは大きな拍手が送られました。

 次にあいさつに立った校長の近藤彰郎先生は、「本校では毎年、海外からの研修生を受け入れています。日本にいながら外国人と触れ合う機会があるわけです。また、本校には海外研修だけではなく、日本人としての教育も重視しています。それが本当のグローバル教育です。自国の文化を知らずして、国際人にはなれません」と話します。中学では毎月1回、合計36回も実施される文化体験プログラムや多彩な行事についてエピソードを交えながら紹介し、「自分の夢をかなえるために、まずは学校に来ていろいろな体験をしてほしいのです。本校には、学校に来るのが楽しみになるような感動や喜びがあります」と強調しました。

 教育内容については河内正美先生が説明します。まず、グローバル教育では、中3全員が参加するUCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)研修があり、そのほかにもさまざまな英語関連行事が行われます。ヨーロッパ言語共通参照枠であるCEFR(セファール)でC1レベルを目標とした独自のカリキュラムが実践されています。次に、理数系科目を強化した3ステージ制について、「中高6年間を2年ごとの3期に分け、それぞれのステージにおいて工夫されたプログラムのなかで学力を高め、海外の大学や国公立大学、早慶上理への進学をめざすものです」と説明しました。さらに、ICT教育も推進し、電子黒板を活用しているほか、1人1台のタブレットを導入しました。中1から調べ学習やグループワーク、プレゼンテーション用資料の作成などに利用しています。

 また、同校では中学の3年間、ホームルームクラスの担任とは別の教員が生徒一人ひとりにつく、「チューター制度」があります。チューターは学習面でのアドバイスや日常生活の悩みや不安の相談など、すべての面において生徒にマンツーマンで対応します。「タブレットではスケジュール管理や学習記録も行い、チューターとの情報共有にも活用しています」とのことです。

イメージ写真 中学生は放課後、英・国・数の講習を受けます。難関大学合格に向けた予備校講師による特別進学プログラムも行っています

www.yakumo.ac.jp 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ