受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

立教新座中学校

2019年6月24日(月)

他者と尊重し合える環境で個性を伸ばし、豊かな人間性を養う

 立教新座中学校・高等学校は、キリスト教に基づく人間教育の下、「真理を探究する力」と「共に生きる力」を育んでいるミッションスクールです。説明会の冒頭、あいさつに立った校長の佐藤忠博先生は「本校では、中学・高校・大学を通じた10年間の一貫連携教育を行っていますが、一人ひとりの個性を生かすことを大切にしており、他大学進学を希望する生徒に対しても積極的にサポートしています。こうした個性を尊重する人間教育は、キリスト教精神に基づくものです。また、自分が主張するだけでなく、他者を尊重し、多様な価値観を受け入れられる豊かな人間性を養っています」と語りました。

 続いて、具体的な教育内容の説明は、副校長の佐藤健先生が担当しました。最初に映像を用いながら、蔵書数約16万冊の図書館、全天候型の400mトラックがある陸上競技場、今年3月に人工芝ピッチに改修したサッカー場、公認競泳プールといった充実したさまざまな施設を紹介し、「クラブ活動を含むあらゆる教育活動に十分な空間がしっかり確保されているため、生徒たちは伸び伸びと学校生活を送っています」と話しました。

 学習については、中学3年間で基礎学力と学習習慣の定着を図るため、英語や数学の一部の授業では少人数制や習熟度別授業が導入されています。また、理解度を確認するための小テストを頻繁に行い、再試験や補習を繰り返しながら、生徒が弱点を克服できるよう努めているそうです。

 理科や社会ではフィールドワークを数多く設けるなど、本物に触れる体験学習も大切にしています。また、アメリカ・サマーキャンプ(中3)やイギリス・サマースクール(高校)など、国際理解教育に関するさまざまなプログラムも用意されています。広い視野を養い、価値観や文化の違う人々と共生できる、グローバルリーダーにふさわしい能力を育てるためです。

 高校では、選択科目も多く用意されて、主体的な学習に重きが置かれるようになります。たとえば、高3では必修科目のほかに、80講座にわたる自由選択科目が設定されています。スペイン語やアラビア語といった9言語から選ぶ第二外国語や、「メディアとジャーナリズム」「情報音楽入門」といった、教科の枠を超えた総合的な内容を扱う授業もそろっています。また、高3では1年間かけて卒業研究論文に取り組みます。この論文を作成する体験が、日ごろから問題意識を持つことにもつながり、研究能力や自己表現力も向上するそうです。

 立教大学との連携プログラムも充実しています。大学教授による特別授業や学部学科説明会(高2・3)は、大学の研究内容について深く知る絶好の機会となっています。加えて、高3では同大学の授業を履修できる特別聴講生制度があり、大学生と同じようにレポートを提出し、試験に合格すると、高校・大学両方の履修単位として認められます。

 説明会の終盤には、高校卒業後の進路について説明がありました。立教大学には一定の条件を満たしていれば、希望者のほぼ全員が進学でき、例年卒業生の約80%が同大学に進学しているとのことです。一方、国公立大学や、医学部・歯学部・工学部といった立教大学にはない学部への進学を希望する生徒に対しては、高2から「他大学進学クラス」を設置して、希望進路に合わせた指導が行われています。

イメージ写真 大学(新座キャンパス)を含めて、20万㎡にも及ぶ広々としたキャンパス。敷地内には、2階建ての体育館、両翼約100mの広さを持つ野球場などがそろっています

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