受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

麗澤中学校

2019年6月21日(金)

心を育み、知性を磨き、「心の力」を伸ばす教育で時代を担う人物を育成

 法学博士の廣池千九郎によって1935年に開設された道徳科学専攻塾を前身とする麗澤中学・高等学校は、知徳一体の教育を基本理念とし、心の力(感謝の心・思いやりの心・自立の心)を鍛えることを大切にしています。豊かな自然が残る、首都圏最大規模の47万㎡もの広大なキャンパスには、グラウンド、体育館、武道館のほか、ゴルフ場(ショートコース)まであります。

 生徒は中学入学時から、東大進学をめざす「アドバンスト叡智(AE)コース」と、難関国公私立大進学を目標とする「エッセンシャル叡智(EE)コース」のいずれかに所属します。このうちEEコースは高2から叡智TKコース(難関国立大)、叡智SKコース(難関私立大・国公立大)、英語を強化する叡智ILコース(難関私立大文系・海外大学)の3コースに分かれ、高校からの入学生と混合クラスになります。なお、叡智TKコースと叡智SKコースはさらに文系と理系に分かれます。

 説明会で校長の松本卓三先生は、「教育環境という点では、本校は非常に恵まれていると自負しています」とあいさつ。続けて、2021年入学者から導入される大学入学共通テストで求められる言語力については、「言語技術」という学校設定教科の授業を中1から高1まで週1時間行うなど、以前からをその育成に力を入れてきたことを紹介しました。生徒たちによる議論を根幹とするこの授業は、論理的な思考力を段階的に養うことを目的としています。毎回の授業ごとに新しい課題についてディスカッションを行い、その経過と結果をワークシートにまとめた後、議論した内容や自分の主張を文章化し、先生の添削を受けます。松本先生は、東北大学工学部に進学した卒業生の「卒論を書くときや学会発表をするときに最も役立った授業は、麗澤の言語技術だった」ということばを紹介し、「他校にはないこの取り組みが、確かな効果として表れていることを証明しています」と結びました。

 続いて、中学教頭の西野徹先生が、学校生活について説明しました。今年から自立した学習力を育成する目的で「月曜プロジェクト」と題した特別プログラムを導入し、7・8時間目に自習や演習を行うようになりました。また、基礎学力の強化を図るため、始業前の8時から毎日15分間の「朝学習」を実施しています。英語教育では、5人の専任ネイティブ教員と日本人教員がチームを組んで4技能を育成しています。

 AEコースに在籍する中2の生徒によるスピーチもありました。同校を選択した理由として「広大な敷地があること」「AEコースがあること」「テニスなどのスポーツが強いこと」を挙げたこの生徒は、「緑に囲まれた素晴らしい環境のなかで、勉強にも部活にも励むことができる学校です」と語りました。

 最後に、中学入試に関する説明がありました。2020年度入試は、2019年同様に1月21日午前(第1回)、24日午前(第2回)、27日午後(第3回)、2月4日午後(第4回)の計4回実施されます。また、「第1~3回入試については、出願の際に、本校会場と船橋会場(船橋グランドホテル)のいずれかを選択できる」「第1回と第2回では、EEコース第一志望者に限り、4科または3科(算国英)の選択が可能」「第3回と第4回では、AE、EE両コースとも国語・算数の基礎力テストと叡智思考力テストという記述式の試験科目になります」といったことも伝えられました。詳しくは、後日発表される募集要項をご確認ください。

イメージ写真 部活動の参加率は約9割。体育系ではゴルフ部の中学女子が全国大会優勝の実績があります。人工芝のラグビー場は、2018年7月に完成したばかりです

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