受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

十文字中学校

2019年7月3日(水)

「Move on プロジェクト」で、グローバル社会で活躍する自立した女性の育成に努める

 1922年に開校した文華高等女学校を起源とする十文字中学・高等学校は、建学の精神である「自彊不息(じきょうやまず)」を掲げ、国際社会で活躍する自立した女性の育成をめざしています。2016年から学校改革に取り組んでいる同校では、教育プログラム「Move on プロジェクト」を推進。アクティブ・ラーニング、探究学習、理数教育、英語教育に力を入れる一方、グローバル社会で活躍するための「強さ」や「優しい心」を育てる情操教育も重視しています。

 説明会であいさつに立った校長の橋本ヒロ子先生は、「創立者の十文字ことは、開校当時から理科教育を重視していました。本校が推し進める『Move on プロジェクト』においても、その伝統を受け継ぎ、理数教育や英語教育の充実を図っています。これからも新たな時代の変化を見つめながら、生徒一人ひとりの可能性を引き出す教育を実践していきます」と語りました。

 続いて、中学教頭の浅見武先生が「Move on プロジェクト」について、「キャリアプログラム」「英語教育」「理数教育」の3点から説明しました。一つ目の「キャリアプログラム」では、さまざまな分野の専門家を招いて職業講演会を行う一方、オリンピック選手やパラリンピック選手との交流会を実施するなどして、夢を持つことの大切さを伝えているそうです。この日は、中1が総合学習として感情認識ヒューマノイドロボット「ペッパー」を利用したプログラミング学習に取り組んだ際の動画も上映され、生き生きとした生徒の様子を確認することもできました。「こうした多様な体験を通して学習意欲を高めると同時に、他者を尊重し、相手の意見に耳を傾ける態度を培っています。このほど『Move on プロジェクト』を整備するうえで重視したのは、相手に伝えるための力(コミュニケーション)、グループをまとめる力(コーディネート)、理解しあう力(パートナーシップ)の三つのスキルを身につけるCCP(コミュニケーション・コーディネート・パートナーシップ)を盛り込んだ発信型の学びです。答えのない課題に取り組むことで生徒の視野が広がり、精神的に大きく成長することを実感しています」と話しました。

 二つ目の「英語教育」については、全学年で習熟度別の少人数授業を展開しています。また、『New Treasure』の電子教科書や、音読学習支援システムなどを活用して、生徒が楽しみながら自発的に英語の学習に取り組める環境も整えているそうです。また、入学時点で英検®3級以上の実力を持つ生徒を対象に、オールイングリッシュの取り出し授業も行われています。国際理解教育も充実させ、オーストラリア研修(中3)とアメリカ研修(高1・2)に加えて、高校生を対象とした3か月のオーストラリア短期留学や、1年間の単位認定留学といった制度も用意されています。

 三つ目の「理数教育」については、電子黒板やタブレットを活用した授業を数多く行って、課題発見力・課題解決力を養成しています。また、実験室の横に「サイエンスパーク」を設置。実験器具や元素模型などを並べて、生徒が自由に触れられるようにしているとのこと。浅見先生は「見て、触れることで知的好奇心を刺激し、自然科学への興味を喚起しています」と述べました。

 最後は2020年度入試の変更点について、入試募集対策室長の和田𠮷弘先生より説明がありました。一般入試は、試験名称をわかりやすく改め、2月1日午前に「第1回」(2科4科選択)が、1日午後に「第2回」(2科)が、2日午前に「第3回」(2科4科選択)が、2日午後に「第4回」(2科)が行われます。帰国生入試は11月17日の実施予定です。これらに加えて、2月1日午前には「思考力型」(理科系・社会系記述式総合問題)、2月3日午後には算数・国語・英語いずれかを選択する「1教科型」といった入試も行われます。最後に和田先生は、「入学金および入学時施設費と3年間の授業料を免除する特待S3に選ばれるには、入試総合点で9割以上の得点率をあげることが目安です。また、入学金および入学時施設費と1年間の授業料が免除される特待S1に選ばれるには8割5分以上の得点率が目安となります。ぜひ挑戦してください」といったメッセージを送り、説明会を締めくくりました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 JR山手線「巣鴨」駅「大塚」駅の両駅から徒歩5分の好アクセス。心と体を健やかに鍛える朝の「自彊術体操」も同校の伝統です

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