受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

江戸川学園取手中学校

2019年7月9日(火)

「医科」「東大」「難関大」の3コース制で目標を明確化し、意欲的な学びをサポート

 茨城県きっての進学校である江戸川学園取手中・高等学校は、教育理念として「心豊かなリーダーの育成」を掲げ、国際社会に貢献できる有為な人材の育成をめざしています。2016年度からは中学校に「医科ジュニアコース」「東大ジュニアコース」「難関大ジュニアコース」の三つのコースを設置し、「心力」「学力」「体力」のバランスを重視した三位一体の教育を軸に、生徒たちの将来の目標実現に向けて、さまざまな取り組みを行っています。

 説明会の冒頭、校長の竹澤賢司先生はまず、教育内容について説明しました。同校は1978年に高校を、1987年に中学校を、2014年に小学校を開校しましたが、中学校が開校した1987年に1名が東大に合格して以来、33年間で合計334名の東大合格者を輩出しています。竹澤先生は同校の特色として、生徒が目標を高く持ち、めざす方向を絞って学習に取り組めるように、中学校から3コース制を敷いていることを挙げました。目標が変わった場合を想定し、中2から高3までの間に計5回、他コースに移動できる機会も設けています。「将来、自分は何者になりたいのかを見極めることが最も大切です。夢を追い、努力することで生徒たちの力は大きく伸びるからです。本校は、そんな意欲的な生徒の要望に常に応える学校です」と語りました。

 授業は1コマ45分で、きめの細かい指導を行います。放課後や長期休暇中には自由選択制の講座「アフタースクール」も開講しています。全部で157を数えるこの講座には、学習系、英語4技能系、実験系、合教科系、芸術系、アクティビティー系、イベント系、フィールドワーク系、インターンシップ系の9系統があり、いずれも生徒の興味・関心を引き出し、学習意欲を向上させることを目的としています。また、急速なグローバル化による社会の変化に対応できる「21世紀型スキル」を獲得するため、2015年の国連サミットで採択された国際目標「SDGs(持続可能な開発目標)」をテーマに、貧困問題やエネルギー問題などについて学ぶ探究学習にも取り組んでいます。

 このように、時代のニーズに即した教育プログラムを推進しながら、基本的な教育方針「規律」を重視している同校ですが、竹澤先生は、「国際社会で必要となるコミュニケーション力を培うためには、規律を守って信頼関係を築くことが重要です」と指摘しました。そのうえで、「中高6年間で国際人としてふさわしい礼儀正しい振る舞いをしっかり身につけてほしいと思います」と結びました。

 最後に、2020年度入試について説明がありました。日程は例年どおり、一般入試、帰国生入試ともに、第1回が1月17日(金)に、第2回が1月25日(土)に、第3回が2月5日(水)にそれぞれ行われます。一般入試の受験科目は、4科目型(国語・算数・社会・理科)または英語型(国語・算数・英語)で、英語型の場合はWeb出願の際、「英語学習履歴書」の入力が必要です。また、複数回同時出願受験の場合は、同じコース及び科目での受験となります。合格基準は、4科目型の場合、難関大ジュニアコースは正答率60%、医科ジュニアコースと東大ジュニアコースは正答率70%です。正答率80%以上の受験生は特待合格となり、A特待かB特待の通知が渡されます。いずれかのコースに合格をした受験生が、特待合格をめざして第2回、第3回に再チャレンジすることも可能です。なお、帰国生入試の受験資格は「海外の学校に通算1年以上在籍し、帰国後3年以内であること」で、受験科目は国語・算数・英語の3科目と面接です。Web出願の際、「帰国生受験者カード」と「英語学習履歴書」の入力が必要です。

イメージ写真 創立40周年記念事業として建設中の「サクラアリーナ」が2020年に完成する予定です

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