受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

帝塚山中学校

2019年8月27日(火)

授業は別々、クラブや行事は合同ユニークな「男女併学制」を採用

 奈良県奈良市にある帝塚山中学校は、近鉄「学園前」駅と陸橋でつながっており、改札から徒歩わずか1分というアクセスの良さを誇ります。そのため、大阪や兵庫からも多くの生徒たちが通学しています。また、同一敷地内に幼稚園から大学まで集まっており、充実した施設と豊かな自然に恵まれた静かな環境です。

 初代校長である森礒吉先生の「子どもや若い人達は学園の宝」ということばを教育理念とし、高い人間力を持つ生徒の育成をめざす同校の教育の大きな特色は「男女併学制」にあります。基本的にクラスも校舎も男女で分かれていて、授業は別々ですが、クラブ活動や学校行事は男女が一致団結して取り組むのです。また、高校で文理選択を終えると、男女合同授業も増えていきます。男女の比率はほぼ1対2で女子の方が多くなっています。

 「男女の成長の違いを踏まえ、適度な距離感を保ちながらそれぞれの特性を生かす教育を行っています。6年間という長い期間を生かし、成長段階に応じて、男子校、女子校、共学校のそれぞれの良さを取り入れています」と入試対策部長の松倉博幸先生は話します。この日の説明会は、「できるだけ生徒たちの様子を見て、学校の雰囲気を感じてほしい」と、動画をふんだんに交えて進められました。入学式で中2の生徒たちが新入生を教室まで親切に案内したり、クラブ活動や授業に元気いっぱいに取り組んだりと、笑顔あふれる学園生活がスクリーンに映し出されました。

クラブや行事も大切にしながら国公立大学への合格をサポート

 コース・クラスは進路に合わせて、中1から男子は「スーパー理系選抜」「英数」、女子は「スーパー選抜」「英数」「特進」の五つに分かれます。どのコース・クラスも国公立大への進学を前提としたカリキュラムですが、特進コースでは、高3から私立大向けの教科選択も可能です。また、授業数は週36~37コマと多めで、加えて長期休暇中は「大学受験セミナー」が開講され、特に高3の夏休みには約80講座以上の充実したラインナップがそろいます。こうしたきめ細かいサポートを背景に、今春は東大1名、京大17名、大阪大21名、国公立大医学部医学科20名など、合計196人が国公立大に合格を果たしています。

 クラブ活動も活発です。全国大会に出場した「ギターマンドリン部」、世界大会に出場した「理科部ロボット班」を筆頭に、レベルの高い活動も少なくなく、その活動の様子も動画で紹介されました。

 一方、中3のシアトル研修旅行をはじめ、ハワイで自然観察や実験に取り組む「海外サイエンスキャンプ」(男子)や、「ハワイSTEAM プログラム」(女子)など、海外研修も多彩です。大学との連携にも力を入れており、さまざまな分野の第一人者を招く「大学出張講座」など、進路選択に役立つプログラムがさまざまに用意されています。動画でも、勉強だけでなく、クラブ活動や学校行事にも全力で取り組む生徒たちの姿が紹介され、学校の雰囲気がよくわかりました。

イメージ写真

www.tezukayama-h.ed.jp/ 別ウィンドウが開きます。

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