受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

中央大学附属横浜中学校

2019年9月13日(金)

国際理解を深め、と論理的思考力を高める教育で 社会に通用する「人間力」を育てる

 中央大学附属横浜中学校・高等学校の前身は横浜山手女子中学校・高等学校。2010年に中央大学の4番目の付属校となり、2020年には中学校を男女共学化しました。その後、2013年4月には港北ニュータウンの新校舎に移転。その後、高校も共学化され、引き続きさまざまな改革を推進しています。

 説明会の冒頭であいさつに立った教頭の前田雅之先生は、校訓である「謝恩礼節」と「自立実践」に触れ、「本校では、感謝の心を忘れず、みずから考え、行動し、課題を解決する人材の育成をめざしています。IT化やグローバル化など時代が大きく変化していくなかで、新しい試みも取り入れながら、基礎力を大事にする教育を実践しています」と語りました。

 続けて、中央大学の付属校というメリットを生かしたプログラムとして、大学の教員による学問講座の実施やキャンパスツアー、学部・学科ガイダンスなどが挙げられました。前田先生は、「卒業生の約70%が中央大学に推薦で進学していますが、近年は他大学への進学希望者も増えています。この3月には東大、京大、一橋大、東工大など最難関の国公立大学にも合格者を輩出しました。中央大学以外の大学を受験する生徒に対しても手厚くサポートすることが本校の教育方針です」と強調。そのうえで、高2から文系・理系に分かれ、高3でさらに国公立コースと私立コースに分かれる志望校別カリキュラムや、条件つきですが中央大学への推薦資格を保持したまま他大学を受験できる併願制度を紹介しました。

 ここで、参加者はグループに分かれての校内見学に移りました。吹き抜けの中庭に面した大きなガラス窓から光が差し込み、明るく開放感のある校舎には、たくさんの蔵書をそろえた図書室、ランチルーム、自主学習ができる総合学習コーナーなど、施設・設備が充実しています。職員室の壁も全面ガラス張りで、生徒が教員とコミュニケーションを取りやすいように配慮されています。

 校内見学が終わり会場に戻ると、引き続き前田先生から、大学や社会で通用する「学力」と「人間力」を伸ばすことを目標とする教育内容について説明がありました。グローバル人材を育む国際理解教育にも力を注ぐ同校では、ニュージーランド短期研修(中2)、カナダ研修(高1)といった希望制のプログラム、全員参加のシンガポール研修旅行(高2)のほか、高1と高2で所定の成績を収めた生徒はターム(学期)留学や1年間の留学に参加できます。この1年間の留学では、現地校で取得した単位を同校の単位として認定してもらうことも可能です。

 また、文系・理系を問わず「理数教育」を重視。多彩な実験を行う理科の授業などを通して、あらゆる学問に役立つ論理的思考力を鍛えているそうです。さらに、授業で身につけた知識を生かす機会として、校外学習や学園祭など多くの学校行事に「班別自主行動」など、生徒主体の活動を取り入れています。このような活動について前田先生は、「生徒が主体となり、グループで計画を立てて実行します。特に中学生は、自分たちで考えて行動する経験を積み重ねて大きく成長していきます」と語りました。

 最後に、広報部長の田中友也先生から2020年度入試についての説明がありました。試験は2019年度と同様、2月1日午前と2日午後の2回実施されますが、出願方法はインターネットのみに変更となり、手続きの方法の詳細は12月1日に学校ホームページに公開する予定とのことです。出題傾向については、「奇をてらった問題が出ることはありません。標準的な難度の問題が解けることが大切ですので、どの分野にも対応できるように、基礎・基本を身につける学習を進めてください」とのアドバイスがありました。

イメージ写真 横浜市営地下鉄「センター北」駅より緑道を進み、徒歩7分の場所に立地。部活動も盛んで、多くの部が関東大会や全国大会に進出しています

www.yokohama-js.chuo-u.ac.jp/ 別ウィンドウが開きます。

ページトップ このページTopへ