受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

城北埼玉中学校

2019年9月12日(木)

人間形成と大学進学教育を柱とした教育で生徒の自主性を促す

 城北埼玉中学・高等学校は、「着実・勤勉・自主」の校訓の下、人間形成と大学進学指導を柱とし、生徒の可能性を引き出す教育を実践しています。説明会の冒頭、校長の森泉秀雄先生は、生徒の特徴について「生徒たちはみんな自分らしく、伸び伸びと学校生活を送っています。幼い面もありますが、“伸びしろ”が大きく、高い潜在能力を感じます。リーダーシップを発揮しやすい男子だけの環境で6年間過ごし、どこまで成長できるのか楽しみにしています」と話しました。

 さらに、人間形成に大きく影響を与えるものとして「文武両道の実践」を挙げた森泉先生は、「部活動に熱心に打ち込むことで、心身が鍛えられるほか、継続することの大切さを理解します。そして何より、仲間との『学び合い』『助け合い』『支え合い』を通じて、豊かな人間性を育む場となります」と述べました。ただし、同校では学習にも部活にも全力を注ぐことを推奨しながらも「武を尊重した文の優先」をモットーとしているそうです。なかでも「自学自習の習慣を定着させること」を重視し、ホームルーム前の朝学習や放課後の指名補習、同校OBの大学生が放課後に学習を支援する「OB学習支援隊」などを実施し、生徒の学習をしっかりフォローしています。森泉先生は「自主性とともに自己管理能力も養われ、生徒はみずから学習に取り組むようになります。皆さんのご家庭でも受験生だからと特別扱いはせず、自分のことは自分でさせる習慣を身につけさせてください。また、成績が下がっても責めるようなことはせず、努力をほめて、お子さんの意識を高めてください」と強調しました。

 次に、学校生活や学習指導について、入試広報部部長の奥貴行先生が紹介しました。まずは、授業やホームルームの前に行う「静座」について説明。これは30秒間目を閉じて呼吸を整え、姿勢を正す行為のことです。全生徒が必ずこの静座を行って、心を落ち着かせてから授業に臨みます。学習面においては、きめ細かい指導を徹底しており、週の目標や毎日の学習を記録した「JSノート」を担任に提出させるほか、英・数・国を中心に小テストや追試、補習を繰り返して、基礎力の定着を図っています。

 英語力の強化にも注力しています。英会話の授業は日本人1人とネイティブ教員2人の3人体制でクラスを分割して行い、自分の意見を人前で伝える力を養います。また、オンライン英会話を導入しているほか、国内イングリッシュキャンプ、シンガポールへの修学旅行(高2)、オーストラリア語学研修(中3~高2希望者)などを通して、語学力向上に対する意欲を喚起するとともに、多様な文化と価値観への理解も促しています。

 体験型授業を行うJS PROGRAMでは、裁判官や弁護士を招いての模擬裁判や、大学医学部の付属病院の施設を借りて行う「1日医師体験」など、本物に触れる機会を数多く用意しています。そのほか、新聞記事とともに自分の意見や、保護者と記事について話し合った内容を記した「新聞ノート」を作り、自分の考えを端的に伝える表現力も養っています。

 最後に、奥先生は12月15日に実施される学校説明会について紹介。「入試直前情報を公開します。貴重な情報やアドバイスも伝えますので、ぜひ足をお運びください」と話し、説明会は終了しました。

イメージ写真 中学は、普通クラス3組、選抜クラス1組の4クラス編成。スクールバスはJR埼京線「南古谷」、西武新宿線「本川越」、東武東上線「上福岡」の3駅より運行しています

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