受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

昭和学院秀英中学校

2019年9月19日(木)

質の高い授業と、きめ細やかな進路指導で次世代を担う人材を育成

 千葉県屈指の私立進学校である昭和学院秀英中学校・高等学校は、校訓「明朗謙虚・勤勉向上」の下、「知・徳・体」をバランス良く育てています。校長の鈴木政男先生は、この日の説明会の冒頭、「生徒がもっと学びたくなる・受けたくなる『質の高い授業』」「一人ひとりの夢の実現に導く『きめ細やかな進路指導』」「明るく伸び伸びした人格を育む『豊かな心の育成』」という三つの実践目標を紹介。「本校は『学校らしい学校』で、生徒は真面目で明るく素直です。授業については、教員がしっかりと教材研究を行い、指導技術の向上に努めることで、生徒たちの意欲を引き出しています」と述べました。

 同校は、進学に特化した特進コースや習熟度別クラスを設けていませんが、難関大学への現役進学率が高く、毎年、東大をはじめとする国公立大や、早慶など難関私立大に多数の卒業生を送り出しています。鈴木先生は、「大学進学だけでなく、その先を見据えたうえで一人ひとりに寄り添った進路指導を行い、高い目標に向かうチャレンジ精神を育てている結果だと考えています」と説明しました。放課後は、ほぼ毎日「発展補習」を行い、さらに夏期と冬期の長期休暇中には希望進路に合わせて受講できる講習も開催し、生徒の9割が受講しています。

 部活動も活発で、中学生の90%近くが参加しています。高校生の多くも学業と両立させて文武両道を実践。中学生は「18時完全下校」を厳守し、家庭学習の時間も確保しています。また、「豊かな心の育成」も重視している同校では、中高で道徳の授業を行い、正しい生活態度の確立や他者を思いやる心を育んでいます。千葉県からはオリンピック・パラリンピック教育推進校に指定され、競技会場の一つである幕張メッセに近い地元校としてさまざまな福祉活動に取り組むなど、オリンピック・パラリンピックに向けての準備もしているそうです。鈴木先生は、「生徒の可能性は無限大です。『社会のために貢献したい』という高い志とグローバルな視野を持った人材を育てるために、みずから努力を継続しようとする生徒をこれからも応援していきます」と結びました。

 続いて、学校生活と学習への取り組みについての説明に移りました。思考力と表現力を養うために、創立以来「作文教育」に力を入れている同校では、国語の授業や始業前15分間の朝自習で「書く」「読む」機会を設けるとともに、期末考査で「作文」の試験を行っているそうです。数学では十分な演習で基礎力を定着させています。

 英語は4技能に「対話」を加えた5技能を高める授業を展開しています。目標を持って学習を進めるために中1~高1はGTECを、高2・3はTOEICなどの検定試験を受検。中3の終了時までに英検®準2級の取得をめざしています。学んだ英語を実際に使う場として、中1はTOKYO GLOBAL GATEWAY(東京・江東区)、中2はブリティッシュヒルズ(福島県)で語学研修を行うほか、アメリカ・ワシントン州スポケーンでのホームステイ(中3希望者)、イギリス・ケント大学プログラム(高1希望者)、ボストンとNASAの施設であるケネディスペースセンターを訪問する研修(高1希望者)など、多彩なプログラムを通して国際理解を深めています。

 最後に2020年度入試の説明がありました。これまで12月に行われていた第一志望入試が廃止され、入試は1月20日午後の「午後特別入試」、22日の第1回、2月2日の第2回の計3回となります。このうち「午後特別入試」は算数と国語の2科。算数が120点、国語が80点で、算数に重点を置いた試験です。1月22日と2月2日は4科入試です。算数については、「大問が一つ増える」とのこと。「時間配分に気をつけてください。計算問題は速く正確に解けるように練習しましょう」というアドバイスがありました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 二つの体育館と武道館、開閉式の屋根があるプールなど施設が充実。2階建ての独立した図書館では生徒たちが自習に励んでいます

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