受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ

さぴあは、進学教室サピックス小学部が発行し、内部生に配布している月刊誌です。

学校説明会レポート

江戸川女子中学校

2019年9月18日(水)

人生の基礎となる力を育み、自分の力で未来を歩むことのできる女性を養成する

 1931年開校の城東高等家政女学校を前身とする江戸川女子中学校・高等学校は、校訓に「誠実・明朗・喜働」を掲げ、きめ細かい学習指導と豊かな情操教育を実践しています。今年4月に着任した校長の菊池今次先生は同校の歴史に触れ、「建学の精神の伝統を受け継ぐ一方、変わりゆくグローバル社会を見据えて、新しい時代にふさわしい教育を取り入れた進化を続けています」とあいさつしました。そして、「生徒たちには学校生活を通じて、これからの人生に必要とされる学びの基礎を培って、活躍の舞台を世界へと広げてもらいたいのです。どんなときにも志を高く掲げ、多様なチャレンジを続けて、未来を切り開いてほしいと願っています」と話しました。

 続いて、学校生活全般の紹介です。同校の教育は「授業」「部活動」に「ホームルーム」を加えた三つを柱に展開されています。「ホームルーム」では、朝の登校後に15分間の朝読書に取り組み、気持ちを整えてその日の学習に集中する姿勢をつくります。また、朝の時間を活用して漢字、計算、英単語の小テストも行われています。ここでの積み重ねによって、英検®や漢検などの外部検定にチャレンジできるように基礎力の定着を図っているそうです。

 なかでも英語教育には力を注ぎ、中学3年間で公立校の2倍近い時間数を確保して、4技能をしっかりと鍛えています。また、身につけた英語力を試す場として、外部からネイティブスピーカーを講師として招き、英語でコミュニケーションを図る「イングリッシュ・スピークアウト・プログラム」のほか、カナダまたはフィリピンへの修学旅行(普通科)、4か国から滞在先を選べる語学研修(英語科)などを用意しています。また、高1・2を対象としたオンライン英会話も導入し、実践的な英語力を伸ばしています。

 このほか、学習面での特徴の一つは、一般的な中学校より15分長い「1コマ65分」の授業を行っていることです。授業数は、月曜から金曜が5コマ、土曜は3コマという週6日制で、主要教科については中学の段階で高校の内容に入る先取り教育を行っています。この点については、「2021年からの中学での学習指導要領の実施に伴って、カリキュラムについても新たな検討を加えている段階です」という説明も加えられました。

 中学では特別教育活動も活発に行っています。中1で茶道、中2で筝曲、中3で華道を週1コマずつ学んで、日本の伝統文化に触れながら感性や品格を培います。また、音楽では専門のコーチを招いてバイオリン、ビオラ、チェロなどの弦楽器の演奏法を学び、中3で発表会を開催します。「自立心を鍛える」という目的で行われる校外での体験学習も豊富にあります。中1では軽井沢を、中2では南信州を訪問し、自然のなかで仲間との共同生活を体験します。また、奈良のホテルに現地集合する中3の修学旅行では、各班が選んだコースに従って、奈良・京都を3泊4日で巡ります。このように生徒自身がリサーチを行うことで、課題解決能力や情報収集力やコミュニケーション力を養っています。

 最後は2020年度入試の説明です。一般入試は、2月1日午前・2日午前・3日午前(いずれも4科)と2日午後(2科)の計4回。これに加えて、11月24日午前に帰国生入試を、2月1日午後にAO入試を実施します。「4科入試は各回の難度に差はなく、合格ラインは6割程度です」「AO入試は小学校で習う基礎学力を問う問題で、面接はありません。合格ラインは8割程度です」といった情報が伝えられました。

※英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。

イメージ写真 JR「小岩」駅から徒歩10分の、下町情緒を残す閑静な住宅街にたたずむ校舎。鮮やかなステンドグラスとアーチに彩られたエントランスが印象的です

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